...故に生活の中心を求めるために古人の著作を研究するといふとき...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...アイノ並びにその文學を研究するだけの補助を見付けて呉れないかと云ふ提議を遠藤に持ち出す...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...当時のその探検団の企画(きかく)は南の孤島(ことう)に住む生物を研究するということでした...
海野十三 「恐竜島」
...ヒポクラテスの時代の知識状態を研究することによりこれは変わってくる...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...ことに西欧の学問を研究することの急務を自覚して...
大隈重信 「東西両文明の調和を論じて帝国の将来に及ぶ」
...俳句を論ずるものは依然として俳句のみを見て他の文芸を研究する事をしないようである...
高浜虚子 「俳句への道」
...一私達が外国文学を研究する時分には...
田山録弥 「私と外国文学」
...外國の文明品を輸入して研究するには...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...拮抗(きっこう)を研究することによって憤怒を解くことが...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...今日でも古い字引のことを研究する時は...
内藤湖南 「弘法大師の文藝」
...ゆっくり研究するよりほかに方法がないことになる...
中谷宇吉郎 「白い月の世界」
...またこの際は常識以上に溯(さかのぼ)って研究する必要を認めませんから...
夏目漱石 「創作家の態度」
...すべて人間の研究と云うものは自己を研究するのである...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...ダーウ※ン主義によつて重要となつた生物學的發展概念を研究することを怠つてはならない...
三木清 「歴史哲學」
...「それは君のドイツ語を研究する相談相手になれと云うことなら...
森鴎外 「二人の友」
...併し自分の研究しなくてはならないことになつてゐる学術を真に研究するには...
森鴎外 「妄想」
...我国の気象を研究する人たちと共に...
柳田国男 「年中行事覚書」
...土地の岩層や岩質などを研究するとなか/\複雜で面白いといふことである...
若山牧水 「鳳來寺紀行」
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