例文・使い方一覧でみる「砂煙」の意味


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...二条の砂煙(さえん)真白(ましろ)にぱツと立つたれば...   二条の砂煙真白にぱツと立つたればの読み方
泉鏡花 「凱旋祭」

...やがて小さなバスが砂煙を立てて...   やがて小さなバスが砂煙を立てての読み方
梅崎春生 「幻化」

...あたら堤防の松を砂煙で汚していた...   あたら堤防の松を砂煙で汚していたの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...砂煙をまいて走(は)せ来る一隊がありました...   砂煙をまいて走せ来る一隊がありましたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...迸(ほとば)しる砂煙(すなけむり)は淋(さび)しき初冬(はつふゆ)の日蔭を籠(こ)めつくして...   迸しる砂煙は淋しき初冬の日蔭を籠めつくしての読み方
夏目漱石 「趣味の遺伝」

...僕の方は絶えずわれわれを追い越して行くバスやトラックの砂煙(すなけむり)に腹を立てた...   僕の方は絶えずわれわれを追い越して行くバスやトラックの砂煙に腹を立てたの読み方
西尾正 「墓場」

...赭土(あかつち)の道を砂煙をあげて疾走し出した...   赭土の道を砂煙をあげて疾走し出したの読み方
火野葦平 「糞尿譚」

...良い時でも砂煙の中に坐っているようなものです...   良い時でも砂煙の中に坐っているようなものですの読み方
北條民雄 「いのちの初夜」

...砂煙りを上げて馬を駆って来るのは?参謀四 はっ...   砂煙りを上げて馬を駆って来るのは?参謀四 はっの読み方
林不忘 「若き日の成吉思汗」

...自分で立てた砂煙の中を行進しながら...   自分で立てた砂煙の中を行進しながらの読み方
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「墓地へゆく道」

...遠い向うの木の間から三台の人力が小さくポコポコと立つ砂煙りの中に走って来るのを見つけるまでの間は...   遠い向うの木の間から三台の人力が小さくポコポコと立つ砂煙りの中に走って来るのを見つけるまでの間はの読み方
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」

...奥の間へ通じる口から、バッと吹き出してくる黒煙と、砂煙...   奥の間へ通じる口から、バッと吹き出してくる黒煙と、砂煙の読み方
三好十郎 「斬られの仙太」

...奥の間へ通じる口から、パッと吹き出して来る黒煙と、砂煙...   奥の間へ通じる口から、パッと吹き出して来る黒煙と、砂煙の読み方
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」

......   の読み方
三好達治 「駱駝の瘤にまたがつて」

...明治四十二年八月十四日姉川地震(江濃地震とも言う)の時、伊吹山西側にある「白崩れ」及びその南に続く「大富崩れ」が大いに崩壊して、砂煙天をおおい、一時暗黒になったが、その時光を発したことは土地の人々がみな認めたと言う(小藤文次郎、地質学上の見地による江濃地震)...   明治四十二年八月十四日姉川地震の時、伊吹山西側にある「白崩れ」及びその南に続く「大富崩れ」が大いに崩壊して、砂煙天をおおい、一時暗黒になったが、その時光を発したことは土地の人々がみな認めたと言うの読み方
武者金吉 「地震なまず」

...間もなく馬車のあとから湧き上る砂煙のために隠されてしまいました...   間もなく馬車のあとから湧き上る砂煙のために隠されてしまいましたの読み方
夢野久作 「白髪小僧」

...ひどい砂煙がこめていた...   ひどい砂煙がこめていたの読み方
吉川英治 「上杉謙信」

...凄まじい騎馬が砂煙を立って城下へ七...   凄まじい騎馬が砂煙を立って城下へ七の読み方
吉川英治 「剣難女難」

「砂煙」の読みかた

「砂煙」の書き方・書き順

いろんなフォントで「砂煙」


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