...砂嚢(さのう)は羽の下にかくして...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...われわれ健康者は総出で砂嚢をつくり...
石川欣一 「比島投降記」
...誰かが船底の砂嚢はとったほうがよかろうといったが...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「歌う白骨」
...彼は砂嚢をすこしばかり移動させて...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「歌う白骨」
...砂嚢の位置をかえてあります...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「歌う白骨」
...つかれを知らない砂嚢(さのう)で呑みこむように読む――正にベンチに腰かけた満四歳の子供が二セントの金ぴか表紙の『シンデレラ物語り』を読むのにことならない――子供たちは発音もアクセントも強調も少しも改善せず...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...砂嚢(さのう)の被覆と大なる土堤とで急速におおわれた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そして空に耳許に、頭上に、弾丸の唸りが響いていて、立木へ、土地へ、砂嚢へ、ぶすっぶすっと時々弾丸が当った...
直木三十五 「近藤勇と科学」
...鳩には砂嚢があるが人間にはそんなものはない...
中谷宇吉郎 「兎の耳」
...ブールヴァル・デ・キャピュシーヌあたりかと思はれる街路のショウ・ウィンドウの前に砂嚢が高く積み立てられてあつたり...
野上豐一郎 「大戰脱出記」
...商店の窓ガラスの前には軒の高さまで砂嚢を積み立て...
野上豐一郎 「大戰脱出記」
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