...石蹴りにもあきたお国さんは前髪をかきあげて汗ばんだ額に風をあてながら「こんだなにして遊びませう」といふ...
中勘助 「銀の匙」
...こちらが早いときはひとりで石蹴りや縄とびをしてもうかもうかと待つてゐる...
中勘助 「銀の匙」
...桜の木の下で石蹴りなんぞをして...
中里介山 「大菩薩峠」
...こんな石蹴りの大きいのなんか...
野村胡堂 「呪の金剛石」
...そのうち石蹴りやまり投げに移って...
山本笑月 「明治世相百話」
...弁天山付近に集まって石蹴りなぞをして遊んでいる...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...メンコ、根ッ木、ブランコ、縄飛び、ラムネの玉遊び、コマ、凧、石蹴り、石鉄砲、竹馬、金輪廻し、吹矢、当て物、隠れンぼ、かるた、十六ムサシ、といったような類である...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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