...只冬夜(とうや)電燈のもとに原稿紙に向へる時...
芥川龍之介 「学校友だち」
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種田山頭火 「行乞記」
...金十四銭今日の買物一金三銭 切手一枚一金四銭 なでしこ小袋一金三銭五厘 醤油一合一金五銭五厘 焼酎五勺〆金十六銭これで嚢中は文字通り無一文!・けふの御仏飯のひかりをいたゞく・何やらきて冬夜の音をさせてゐる一茶の次の二句はおもしろいと思ふ...
種田山頭火 「其中日記」
...・めつきりぬくうなつた雨のしづくする雑草・足音は郵便やさんで春めいた雨・食べる物がなくなつた雨の晴れてくるゆふべはさむいふくろうのにごつたうたゆふべつめたく屋鳴りした・冬夜ふければ煮えてこぼれる音のある樹明君に・冬月夜...
種田山頭火 「其中日記」
...・山のぬくさはりんだうひらく酒を買ふとて踏んでゆく落葉鳴ります・藪のむかうまで夕日のつばふ(マヽ)き・なんぼう考へてもおんなじことの落葉をあるく・そこに夕月をおき枇杷は花もつ(雑)・冬夜むきあへるをとことをんなの存在・木の葉ふるところ眼をとぢるとき十一月十二日まことに日本晴...
種田山頭火 「其中日記」
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種田山頭火 「草木塔」
...三 冬夜の田園詩これも子供の時分の話である...
寺田寅彦 「自由画稿」
...ドイツの冬夜の追憶についてはもう前に少しばかり書いたような気がするが...
寺田寅彦 「追憶の冬夜」
...帰途風冷にして星冴えわたりしさま冬夜の如し...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...冬夜の炉辺歓談...
中島敦 「悟浄歎異」
...ただ「冬夜の田園詩」に民族的記憶の名残を止めた「キータヤーマ・ヤーケタ」の北山だけが...
中谷宇吉郎 「寅彦の遺跡」
...「冬夜の田園詩」という短い文章のところで...
中谷宇吉郎 「民族的記憶の名残」
...寅彦先生の「冬夜の田園詩」を読んでからもう数年になる...
中谷宇吉郎 「民族的記憶の名残」
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中谷宇吉郎 「雪」
...柳家三亀松の「芸」への好悪は別として、冬夜、男のオーバーの中へしっかりと抱き寄せられた美しい色白長身の芸者の婀娜姿だけは、たしかに艶冶(えんや)な彼の「舌」から蘇ってくる...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...冬夜具をお置きになるというのは一工夫ですけれども...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「嘉永三庚戌冬夜直舎即事」の詩を抄出する...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...乾ききった冬夜(とうや)の梁(うつばり)のように...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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