...山へ石蕗の花を貰ひに行く...
種田山頭火 「其中日記」
...東京の井師五十歳祝賀句会へ打電――アキゾラハルカニウレシガルサントウカ野菊、りんだう、石蕗、みぞそばの花、とり/″\に好きだ...
種田山頭火 「其中日記」
...石蕗二三株を鉢植にする...
種田山頭火 「其中日記」
...・ことしもここに石蕗の花も私も蕎麦の花も里ちかい下りとなつた十月十一日雨...
種田山頭火 「其中日記」
...私の好きな石蕗が咲いてゐた...
種田山頭火 「其中日記」
...石蕗の花がぼつ/\咲きだした...
種田山頭火 「其中日記」
...路傍には私の好きな石蕗の花がちらほら咲いてゐた...
種田山頭火 「其中日記」
...……おべんとうはとても景色のよいところでいただいた、松の木のかげで、散松葉の上で、石蕗の花の中で、大海を見おろして...
種田山頭火 「四国遍路日記」
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種田山頭火 「四国遍路日記」
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種田山頭火 「草木塔」
...石蕗花ひらく...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...菊よりも早く石蕗(つは)の花がさき...
永井荷風 「蟲の聲」
...菊の花萎(しお)るる籬(まがき)には石蕗花(つわぶき)咲き出で落葉(らくよう)の梢に百舌鳥(もず)の声早や珍しからず...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...崖の上には石蕗(つわ)があった...
夏目漱石 「明暗」
...それは彼が石蕗(つわ)の花を眺めた後(あと)...
夏目漱石 「明暗」
...厠(かわや)のうしろには山吹(やまぶき)と石蕗(つわぶき)と相向へり...
正岡子規 「わが幼時の美感」
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松本たかし 「松本たかし句集」
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室生犀星 「抒情小曲集」
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