...城山(しろやま)を望(のぞ)みて山(やま)燒(や)くや豐公(ほうこう)小田原(をだはら)の城(しろ)を攻(せ)む此(こ)の間(あひだ)に石橋山(いしばしやま)の古戰場(こせんぢやう)あり...
泉鏡太郎 「熱海の春」
...石橋山の頼朝公の例もあるから...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...源頼朝が石橋山の合戦に武運拙(つたな)く身を以て逃れて...
中里介山 「大菩薩峠」
...治承四年八月に頼朝石橋山の合戦の時...
中里介山 「法然行伝」
...皮剥けば青けむり立つ蜜柑かな石橋山の麓を過ぐ頼朝の隠れし処もかなたの山にありと人のいえど日已に傾むきかかれば得行かず...
正岡子規 「旅の旅の旅」
...「なに」と訊いたら「石橋山の合戰のとき...
吉川英治 「折々の記」
...むかし頼朝公が石橋山に破れて...
吉川英治 「私本太平記」
...わしのいい条が無理か否か」「は」「そもそも――石橋山の合戦だ...
吉川英治 「親鸞」
...いわゆる石橋山合戦へ移行してゆく...
吉川英治 「随筆 新平家」
...石橋山の頼朝のそばにいた...
吉川英治 「随筆 新平家」
...石橋山で頼朝が惨敗し...
吉川英治 「随筆 新平家」
...石橋山とこの辺の土民は称(よ)んでいる...
吉川英治 「源頼朝」
...――ここから幾里もない石橋山...
吉川英治 「源頼朝」
...石橋山の味方の惨敗は...
吉川英治 「源頼朝」
...石橋山へ駈けつけると...
吉川英治 「源頼朝」
...旗挙げ以後――殊に石橋山以来...
吉川英治 「源頼朝」
...「それは石橋山の合戦に...
吉川英治 「源頼朝」
...石橋山で戦死した佐奈田余一の実父であるところから...
吉川英治 「源頼朝」
便利!手書き漢字入力検索