...僕は僕の友だちと一しょに度たびいたずらに石塔を倒し...
芥川龍之介 「本所両国」
...母の石塔(せきとう)の左側に父の墓はまだ新しい...
伊藤左千夫 「紅黄録」
...真黒く立並んでいる大小様々の石塔が...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...我儘な男寺の前の石塔のかげに彼は眠つて居た...
千家元麿 「自分は見た」
...即ち三条河原には「秀次悪逆塚文禄四年七月十四日」と刻した一箇の石塔が立っていたが...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...まはつて拝む大仏さま師走の街のラヂオにもあつまつてゐる・小春日有縁無縁の墓を洗ふ送らるゝぬかるみの街おいしいにほひのたゞよふところをさまよふぬかるみもかはくけふのみち・近づいてゆく山の紅葉の残つてゐる・どつかりと腰をおろしたのが土の上で・三界万霊の石塔傾いてゐるころがつてゐる石の一つは休み石・酔がさめて埃つぽい道となるからだあたゝまる心のしづむ(武蔵温泉)福岡の中州をぶら/\歩いてゐると...
種田山頭火 「行乞記」
...石塔(せきとう)のように見えました...
豊島与志雄 「お月様の唄」
...石塔の金を是非とも返してみせる...
豊島与志雄 「溺るるもの」
...そのお石塔の後ろへ...
中里介山 「大菩薩峠」
...あちらにもこちらにも同じような石塔...
中里介山 「大菩薩峠」
...このほか石塔も沢山ある...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...石塔を積んだ石場のあたり...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...道端の石塔の傍らで煙管を叩きながら私の追ひつくのを待つてゐた柚太は...
牧野信一 「剥製」
...石塔は建てたが遺稿は出来ないといふ事だ...
正岡子規 「墓」
...おかしな話だが現にその地には元文五年に死んだと言う五兵衛の石塔が立ち...
柳田國男 「地名の研究」
...ウチの寺へ石塔を建てて...
夢野久作 「近世快人伝」
...石塔(せきとう)の一つも建って貰えれば有難いし...
吉川英治 「魚紋」
...わざわざ人夫に石塔(せきとう)を負わせて...
吉川英治 「新書太閤記」
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