...石地蔵を願いました...
泉鏡花 「悪獣篇」
...第一〇二項 霊汗地蔵志州波切村に霊汗地蔵と名づくる石地蔵がある...
井上円了 「おばけの正体」
...首のもげた石地蔵だとか...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...ソッと石地蔵のそばをはなれて...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...果してこの鳥居と石地蔵が...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...鳥居の影と石地蔵との開きの角度を見つけて...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...鳥居の影と石地蔵との隔りも正確に検べて...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...釈清妙童女とされた七歳の幼女の無縁仏の石地蔵があり...
田中英光 「さようなら」
...滅多(めった)に有る品ではないんだよ」「叔父さんは随分石地蔵(いしじぞう)ね」「また小供の癖に生意気を云う...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
......
野口雨情 「雨情民謡百篇」
...石地蔵さんのやうに黙つてをりました...
野口雨情 「仲のわるい姉妹」
...亭主が石地蔵と心中をしたなどという種は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...石地蔵様を抱いて崖の下に転がり落ちた」「――――」「夢中でわめくので...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...相変らず石地蔵が歩き出したやうにヒヨコ/\と可愛気な足取りで...
牧野信一 「思ひ出した事(松竹座)」
...石地蔵と仇名したのは幾分うなづかれもするが...
牧野信一 「心象風景(続篇)」
...伊豆の仁田(にった)の手無仏というのも石地蔵であって...
柳田國男 「日本の伝説」
...その場処も村はずれの石地蔵の傍などに...
柳田国男 「年中行事覚書」
...よく見ると石地蔵であった石であったというのと...
柳田国男 「山の人生」
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