...甲斐の石和(いさわ)の山の中で荘官木工作(むくさく)が泡雪奈四郎(あわゆきなしろう)に鉄砲で射殺(うちころ)された...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...新三郎は勇斎から手紙をもらって良石和尚を尋ねて往った...
田中貢太郎 「円朝の牡丹燈籠」
...それから山の中を甲斐の石和(いさわ)へ出る...
中里介山 「大菩薩峠」
...石和(いさわ)と塩山(えんざん)に近いところではないか」「左様でござんす...
中里介山 「大菩薩峠」
...この石和川で禁断の殺生(せっしょう)したために...
中里介山 「大菩薩峠」
...おそらく甲斐の国石和(いさわ)の袖切坂以来のことでありましょう...
中里介山 「大菩薩峠」
...かかるひまに萩原新三郎は一夜良石和尚から借りてきた金無垢の仏像を何者にか盗み去られて変死していた...
正岡容 「我が圓朝研究」
...生於甲州石和小林総右衛門家...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...十月二日には甲斐国石和(いさわ)に於て...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...石和(いさわ)の代官所で捕えられていた...
山本周五郎 「風流太平記」
...また十字路になる石和(いさわ)街道の方角にも...
吉川英治 「江戸三国志」
...老賊諏訪(すわ)神社のこんもりした森蔭に石和屋(いさわや)という小料理屋の古びた屋根が...
吉川英治 「江戸三国志」
...石和屋(いさわや)の二階の灯がすいて見える...
吉川英治 「江戸三国志」
...石和(いさわ)街道の歩きよい所を避けて...
吉川英治 「江戸三国志」
...疎石和尚(そせきおしょう)の眼をかりてただちにうなずき得たのであった...
吉川英治 「私本太平記」
...そして師の疎石和尚(そせきおしょう)のことばを心に...
吉川英治 「私本太平記」
...また疎石和尚(そせきおしょう)を鎌倉へ請(しょう)じるなどのことにも熱心だったひとで...
吉川英治 「私本太平記」
...石和からはこういう風には見えないはず...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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