例文・使い方一覧でみる「石刻」の意味
スポンサーリンク...神社の門には古い石刻があります... 
...このお寺にある石刻は国の重要文化財に指定されています...
...石刻の上には古い漢字が刻まれています...
...有名な石刻の名所には、中国の秦始皇帝陵や、スコットランドのマリー王妃の石刻があります...
...石刻には彫刻刀を使って、丁寧に彫る必要があります...
...秦の玉版や石刻の文字...
會津八一 「拓本の話」
...乃至（ないし）は竹刻（たけぼり）金石刻（きんせきぼり）の如き...
芥川龍之介 「龍村平蔵氏の芸術」
...皮膚が荒れてくる旅をつゞけてゐるすこしばかり買物もして旅の夫婦は石刻む音のしたしくて石刻む朝寒に旅焼けの顔をならべて・片輪同志で仲よい夫婦の旅・ざくりざくり稲刈るのみの・秋晴れの砂をふむよりくづれて鶏（トリ）を叱る声もうそ寒う着いたいそがしう飯たべて子を負うてまた野良へ・木葉落ちる声のひととき・貧乏の子沢山の朝から泣いてゐる・それでよろしい落葉を掃く十月十五日晴...
種田山頭火 「行乞記」
...じつとその石刻の仏像に対して立つた...
田山録弥 「石窟」
...石刻の仏像は、しかも何も知らぬやうに、何者が来てそれと相対しやうが対すまいが、感動しやうが感動しまいが、そんなことには頓着ないといふやうに、寂としてそこに立つてゐるのであつた...
田山録弥 「石窟」
...かれ等の心はその石刻の仏像と雑り合つた...
田山録弥 「石窟」
...今は唯石刻の奪衣婆ばかり片膝立てゝ凄い顔をして居る...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...目と鼻の間である所の洛陽邊にある澤山の造象石刻を誰も知らない筈はない...
内藤湖南 「北派の書論」
...最も石刻の惡癖を學んだもので...
内藤湖南 「北派の書論」
...必ず石刻を差措いて眞跡に赴くと云ふことが當然である...
内藤湖南 「北派の書論」
...日本には石刻以上の眞跡と云ふものが非常に澤山あつて...
内藤湖南 「北派の書論」
...石刻の文字が磨滅してよく読み抜けないでいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...（明治三十四年作）反歌とこしへに山は立てども生けるもの杉にしあれば枯れにけるかも再び佛頂山を望みて作歌一首石刻む佛の山は青菅のしげき茂峯（しげを）に雲たちわたる（明治三十五年六月作）靈藥之歌并短歌八十綱をもそろに懸けし...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...大きな石刻（いしぼり）の獅子（しし）がある...
夏目漱石 「永日小品」
...且つ石刻の経を奉納し海底に安置せん...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...此重注石刻（ちようちゆうせきこく）は初の開元注に遅るること更に二十年余である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」幸に北宋天聖明道間の刊本があつて石刻の旧を伝へてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...むしろはるかに多く漢代の石刻画を思わせる...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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