...さうして或日白隱が一つの悟りを得てその座禪の座から(彼は戸外の石上に坐して工夫を積んだといふことである)歸つて來る時に...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...マリウチアは我を石上に跪(ひざまづ)かせ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...」と石上に跣坐(ふざ)したその容貌(ようぼう)...
泉鏡花 「悪獣篇」
...八 奈良縣山邊郡の石上の神宮...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...樹下石上の旅にさまようた...
高浜虚子 「俳句への道」
...石上を枕とする捨身無一物の出家が...
中里介山 「大菩薩峠」
...中の郷の石上左傳次の家まで五軒を一々調べて廻りましたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...鮓(すし)を圧す石上に詩を題すべく緑子の頭巾眉深(まぶか)きいとほしみ大矢数(おほやかず)弓師親子も参りたる時鳥歌よむ遊女聞ゆなる麻刈れと夕日此頃(このごろ)斜なる「たり」「なり」と言わずして「たる」「なる」と言うがごとき...
正岡子規 「俳人蕪村」
...鮓を圧す石上(せきじょう)に詩を題すべく緑子の頭巾眉(ま)深きいとほしみ大矢数弓師親子も参りたる時鳥(ほととぎす)歌よむ遊女聞ゆなる麻刈れと夕日此頃斜(ななめ)なる「たり」「なり」と言はずして「たる」「なる」と言ふが如き...
正岡子規 「俳人蕪村」
...土人の説に古昔宇佐八幡の神飛び来(きたつ)て此石上にとゞまるなりといへり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...いまだに樹下石上をつづけてきた...
吉川英治 「大岡越前」
...後に考へられたやうな樹下石上の旅行でなかつたことは確である...
吉川英治 「折々の記」
...未熟かっ」「されば――あなたは役(えん)の優婆塞(うばそく)が流れを汲む山伏ではないか」「そうだ」「樹下石上(じゅげせきじょう)はおろかなこと...
吉川英治 「親鸞」
...樹下石上も否むべきではない...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...常に樹下石上のおきふしに馴れている身...
吉川英治 「宮本武蔵」
...樹下石上(じゅげせきじょう)の人だった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...一人(ひとり)は中納言(ちゆうなごん)石上麻呂(いそのかみのまろ)でありました...
和田萬吉 「竹取物語」
...かならず物はかなかるべき」ゆえん(石上私淑言下...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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