例文・使い方一覧でみる「石」の意味

...腰の後ろのほうに冷たい石でも釣（つ）り下げてあるような... 腰の後ろのほうに冷たい石でも釣り下げてあるようなの読み方
有島武郎「或る女」

...台座に可成（かなり）大きな石が使ってあるので... 台座に可成大きな石が使ってあるのでの読み方
江戸川乱歩「孤島の鬼」

...さてその石とうをはこび出してこすいにしずめましたことは... さてその石とうをはこび出してこすいにしずめましたことはの読み方
谷崎潤一郎「盲目物語」

...黒燿石の微塵ノヨウニ... 黒燿石の微塵ノヨウニの読み方
豊島与志雄「「草野心平詩集」解説」

...しかしそれらの舗石は暴動に向かっては泥（どろ）をしか与えない... しかしそれらの舗石は暴動に向かっては泥をしか与えないの読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...又点滴の雫が甃石（しきいし）に穴を穿つが如く根気よく細字を書くより外に道がない... 又点滴の雫が甃石に穴を穿つが如く根気よく細字を書くより外に道がないの読み方
永井荷風「申訳」

...兄さんは突然足下（あしもと）にある小石を取って二三間波打際（なみうちぎわ）の方に馳（か）け出しました... 兄さんは突然足下にある小石を取って二三間波打際の方に馳け出しましたの読み方
夏目漱石「行人」

...親分」石原の子分達は... 親分」石原の子分達はの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...古（ふる）くから石（いし）や煉瓦（れんが）で家屋（かおく）を造（つく）つた外國（がいこく）などでは... 古くから石や煉瓦で家屋を造つた外國などではの読み方
濱田青陵「博物館」

...片手で秣のなかの木片や小石をとりのけながら... 片手で秣のなかの木片や小石をとりのけながらの読み方
久生十蘭「キャラコさん」

...徳川夢声・石黒敬七・中村正常等... 徳川夢声・石黒敬七・中村正常等の読み方
古川緑波「古川ロッパ昭和日記」

...一四石置場の暗がりに... 一四石置場の暗がりにの読み方
三上於菟吉「雪之丞変化」

...流石に先生も殘念に思つたが... 流石に先生も殘念に思つたがの読み方
水上瀧太郎「貝殼追放」

...始めからそこいらのただの石とは違っておりました... 始めからそこいらのただの石とは違っておりましたの読み方
柳田國男「日本の伝説」

...神仏の浄（きよ）い火は特に燧石（ひうちいし）で鑽（き）り出し... 神仏の浄い火は特に燧石で鑽り出しの読み方
柳田国男「木綿以前の事」

...「江戸にいたのだな」「石川はどうした」と島田が訊（き）いた... 「江戸にいたのだな」「石川はどうした」と島田が訊いたの読み方
山本周五郎「樅ノ木は残った」

...どうしてそんなものがお手に入りましたか」と云ううちに流石（さすが）の樫尾大尉も昂奮したらしく顔を赤くした... どうしてそんなものがお手に入りましたか」と云ううちに流石の樫尾大尉も昂奮したらしく顔を赤くしたの読み方
夢野久作「暗黒公使」

...漱石は、君がいやなら、これは和辻君にやろう、なかなかいいじゃないか、と言って、「人静月同照」の半切を私にくれた...
和辻哲郎「漱石の人物」

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