例文・使い方一覧でみる「矯」の意味


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...我木曾冠者義仲が其燃ゆるが如き血性と、烈々たる青雲の念とを抱いて何等の譎詐なく、何等の飾なく、人を愛し天に甘ンじ、悠然として頭顱を源家の呉児に贈るを見る、彼が多くの短所と弱点とを有するに関らず、吾人は唯其愛すべく、敬すべく、慕ふべく、仰ぐべき、真個の英雄児たるに愧ぢざるを想見せずンばあらず...   我木曾冠者義仲が其燃ゆるが如き血性と、烈々たる青雲の念とを抱いて何等の譎詐なく、何等の矯飾なく、人を愛し天に甘ンじ、悠然として頭顱を源家の呉児に贈るを見る、彼が多くの短所と弱点とを有するに関らず、吾人は唯其愛すべく、敬すべく、慕ふべく、仰ぐべき、真個の英雄児たるに愧ぢざるを想見せずンばあらずの読み方
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」

...頑冥な思想を正し横暴または無気力なる為政者を排除しまた職責を忘れたる議会を改造して...   頑冥な思想を矯正し横暴または無気力なる為政者を排除しまた職責を忘れたる議会を改造しての読み方
津田左右吉 「建国の事情と万世一系の思想」

...以てこれを揉せんと欲するのみ...   以てこれを矯揉せんと欲するのみの読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...伯の戯曲中最も奇にして最も露骨なるものなりき...   伯の戯曲中最も奇矯にして最も露骨なるものなりきの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...激なる感動も年と共に消えて行った...   矯激なる感動も年と共に消えて行ったの読み方
永井荷風 「正宗谷崎両氏の批評に答う」

...それはどうして正(きょうせい)するかという問題はまずこのくらいにして...   それはどうして矯正するかという問題はまずこのくらいにしての読み方
夏目漱石 「道楽と職業」

...自分が常に気の弱きことを(た)めたいと思っているくらいなれば...   自分が常に気の弱きことを矯めたいと思っているくらいなればの読み方
新渡戸稲造 「自警録」

...吝(しみ)ったれが盆栽を弄(いじ)るようにすっかり枝を(た)められてしまったせいなんでしょうが……」「それほど嫌っていながら……」「ええ...   吝ったれが盆栽を弄るようにすっかり枝を矯められてしまったせいなんでしょうが……」「それほど嫌っていながら……」「ええの読み方
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」

...不知不識(しらずしらず)自分も激(けうげき)な言動をするやうになつた...   不知不識自分も矯激な言動をするやうになつたの読み方
平出修 「計画」

...私は日増しにここの奇さに馴染んでいき...   私は日増しにここの奇矯さに馴染んでいきの読み方
A. ブラックウッド A. Blackwood The Creative CAT 訳 「盗聴者」

...僕の性質を正したり訓練したりして...   僕の性質を矯正したり訓練したりしての読み方
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」

...「先生は紫色が人間の悪心を正するとお考えなのですか?」「さあ……少くとも橙色よりわね……」「子供の中に黒い部屋で育ちますと...   「先生は紫色が人間の悪心を矯正するとお考えなのですか?」「さあ……少くとも橙色よりわね……」「子供の中に黒い部屋で育ちますとの読み方
松永延造 「職工と微笑」

...水津本は記載素樸にして飾の痕が無い...   水津本は記載素樸にして矯飾の痕が無いの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...やや奇(ききょう)に失した私の民族起原論が...   やや奇矯に失した私の民族起原論がの読み方
柳田国男 「海上の道」

...以前のような奇なまねをしないというだけで...   以前のような奇矯なまねをしないというだけでの読み方
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」

...しかし新九郎の天性は正されないどころか...   しかし新九郎の天性は矯正されないどころかの読み方
吉川英治 「剣難女難」

...奇な動作しか知らない日陰の小動物だ...   奇矯な動作しか知らない日陰の小動物だの読み方
吉川英治 「三国志」

...というのは奇すぎるし...   というのは奇矯すぎるしの読み方
蘭郁二郎 「地図にない島」

「矯」の読みかた

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