...思ひも及ばないことになる」と云ふのは聊(いささ)か矯激(けいげき)の言である...
芥川龍之介 「解嘲」
...何を矯正するかを明かにすること...
時枝誠記 「国語学と国語教育との交渉」
...「医学や懲罰等によって到底矯正されぬ病気をこの世から駆逐しよう」との目的の下に...
戸坂潤 「社会時評」
...わがおごれる魂(こころ)を矯(た)めんがために...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...既成政黨の弊害を矯正せんとするや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...伯の戯曲中最も奇矯にして最も露骨なるものなりき...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...謹愼の二字實に孔明の人物を悉くせりと夫れ社稷の名臣は多く謹愼の人なり謹愼の人に非ずむば決して天下の大事を託す可からず顧ふに近衞公を知らざるものは其言動の往々矯激に失するあるを以て...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...既成政党の弊害を矯正せんとするや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...その矯正物(きょうせいぶつ)を見出した...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...次にそれを矯正すること...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...今の様に矯飾(きょうしょく)はしなかった...
二葉亭四迷 「平凡」
...出来ることなら矯正したいと思ふ...
牧野信一 「海浜日誌」
...その悪癖を矯正して欲しい! とこれ...
牧野信一 「鵞鳥の家」
...ふあーっ」と世にも奇矯な声を随所に張りあげて...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...その癖を先祖が矯正しないまま子孫に伝えて来ると...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...それを読んで女はこうすれば男に気に入るというような矯飾な工夫を増長して...
与謝野晶子 「産屋物語」
...一つは男に甚(ひど)く女の醜い所を見せまいという矯飾の心...
与謝野晶子 「産屋物語」
...矯飾(けうしよく)せらるゝに依るもの...
吉川英治 「平の将門」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??