...お前はあの矮人たちを恐れるのか...
ウィリアム・バトラー・イエーツ William Butler Yeats 芥川龍之介訳 「春の心臓」
...人の中には局部に執し、矮小に安んじ、自己肯定の己惚れに迷はむとする淺薄な性質が深くその根柢を植ゑてゐる...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...矮生の梅の木には驚かされる...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...若井兼三郎氏の依嘱によって矮鶏を彫っていて既に二年越しにわたっていることを私は話し...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...右の矮鶏を彫刻した高村光雲と...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...矮小の市民である...
太宰治 「鴎」
...ついこの間まで玩具(おもちゃ)のような矮小(わいしょう)な家に住んでいた亡命露西亜(ロシア)人の娘が...
谷崎潤一郎 「細雪」
...退屈な矮木林(わいぼくばやし)となって...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「青玉の十字架」
...その背景の珍しい矮樹林(わいじゅりん)によって始めてこの動物の全生命が見られる...
寺田寅彦 「映画時代」
...丈(たけ)矮(ひく)く茎(くき)紅(あか)ぶとりして...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...かの矮生の三尺バナナも中国の原産で...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...すなわち一は凌雲の大竹にして一は矮形の小竹なり...
牧野富太郎 「植物記」
...普通のノ(野)またはハラ(原)には矮樹林(わいじゅりん)や灌木叢(かんぼくそう)があるので...
柳田國男 「地名の研究」
...橡(マロニエ)の円形(まるがた)な木立(こだち)と一緒に次第に矮(ひく)く地平の彼方(あなた)へ沈んで行(ゆ)く...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...窓は唯(た)だ一つ寝台(ねだい)の上の矮(ひく)い天井に附けられたばかりで...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...矮虎が自分の住居へ連れ込んでしまったきりだという...
吉川英治 「新・水滸伝」
...王矮虎ひとりだけが宴の中に見えない...
吉川英治 「新・水滸伝」
...髪にも髭にも白いのがかなり混った割には極めて元気な矮躯赭顔の翁は折柄処用で外出しかけて居たにも係らず...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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