...菖蒲は矮生に仕立てられ...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...身(み)ぞ小野(をの)の矮人(ちいさご)ながら...
薄田淳介 「白羊宮」
...矮鶏はちんまりして可愛らしい形……木彫りとして相当味が出そうに思われる...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...中から彫刻の矮鶏が出て来たので...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...あの矮鶏は非常によかったと今でも思う...
高村光太郎 「回想録」
...丈(たけ)矮(ひく)く茎(くき)紅(あか)ぶとりして...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...その矮小なる男は立ち上がり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...矮鶏(ちゃぼ)が夫婦で連れ添うて餌をあさりに来たことのほかには...
中里介山 「大菩薩峠」
...さうして又白い尾をひら/\と吹かれながら矮鷄は土手に隱れた...
長塚節 「おふさ」
...彼(かれ)の體躯(からだ)は寧(むし)ろ矮小(こつぶ)であるが...
長塚節 「土」
...とほく矮樹林は刺青(いれずみ)のやうに擾れてゐる...
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...この種名の pumila とは矮小ナあるいは細小ナ意味の語であるが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...純粹の矮鷄(ちやぼ)にしては少し形の大きい雄鷄は...
水野仙子 「白い雌鷄の行方」
...此点は懶惰な朝鮮農民の粗末な矮屋と甚だ異つてゐる...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...その矮短(わいたん)な影を透かして見ました...
吉川英治 「江戸三国志」
...王矮虎(おうわいこ)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...王矮虎は近づいて彼女の二刀に接するやいな...
吉川英治 「新・水滸伝」
...その矮虎(わいこ)どのは」このとき...
吉川英治 「新・水滸伝」
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