...而(しか)も必ず其の規矩(きく)に出入し...
芥川龍之介 「文芸鑑賞講座」
...最大矩形点 Amを通る以前に点線 KLM に交わるのであるが...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...一寸五分と一寸ほどの、平べたい矩形の、金属製の小箱である...
火野葦平 「花と龍」
...柏軒の女(むすめ)が又斎の養孫(やうそん)矩之(くし)に嫁して...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...しかもそれが規矩(きく)のきちんとした...
山本周五郎 「初蕾」
...三次郎矩行(のりゆき)と申す未熟者……江戸勤番の武士に父を討たれまして...
夢野久作 「斬られたさに」
...奥庭の境(さかい)まで廻れ――とのお言葉でござりまする」「かしこまってござる」宗矩(むねのり)は...
吉川英治 「剣の四君子」
...宗矩(むねのり)は...
吉川英治 「剣の四君子」
...逸(いち)はやく宗矩がそこまで出迎えに出た時に――であった...
吉川英治 「剣の四君子」
...石舟斎にも弟の宗矩にも...
吉川英治 「剣の四君子」
...但馬守宗矩(むねのり)の出府に際して...
吉川英治 「剣の四君子」
...敢えて隊伍諸卒の整列や規矩(きく)にとらわるるなく...
吉川英治 「新書太閤記」
...「天下統治の大法は吾れ宗矩について其の大要を得たり」と常に語っていたということである...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...宗矩が所望して育てたという素姓書(すじょうがき)もある犬なのであった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...十兵衛もまた、友矩に応じて、角張りながら、「御内意、辱(かたじけの)うござる...
吉川英治 「柳生月影抄」
...小姓組の刑部友矩(とものり)が...
吉川英治 「柳生月影抄」
...ただ矩(のり)を踰(こ)えざる段階のみは常人の生涯に適用せられない...
和辻哲郎 「孔子」
...規矩を拘束として感じないほどに規矩を己れのうちに生かせた境地において...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
便利!手書き漢字入力検索