...而(しか)も必ず其の規矩(きく)に出入し...
芥川龍之介 「文芸鑑賞講座」
...曲線 AdApに包まれた一連の矩形により...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...」矩子は硬直したような顔をあげて...
豊島与志雄 「父の形見」
...工匠は規矩を手にするのを恥ぢたといふことである...
中島敦 「名人傳」
...一寸五分と一寸ほどの、平べたい矩形の、金属製の小箱である...
火野葦平 「花と龍」
...矩之は維新後明治五六年頃に至るまで津軽家の本所横川邸に居してゐたさうである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...姉国は狩谷矩之(くし)の妻である故...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしはこれを聞いて始て是仏の狩谷矩之の生父なることを知った...
森鴎外 「細木香以」
...あるいは悪路王(あくろおう)の伝説に附会する者もあるという(伊能嘉矩氏)...
柳田國男 「地名の研究」
...宗矩(むねのり)の心は...
吉川英治 「剣の四君子」
...奥庭の境(さかい)まで廻れ――とのお言葉でござりまする」「かしこまってござる」宗矩(むねのり)は...
吉川英治 「剣の四君子」
...――宗矩のごときは...
吉川英治 「剣の四君子」
...その宗矩と較(くら)べると...
吉川英治 「剣の四君子」
...宗矩(むねのり)ひとりだけを招いて...
吉川英治 「剣の四君子」
...傍らへ「秀吉」と署名して茲矩へ与えた...
吉川英治 「新書太閤記」
...宗矩(むねのり)の部屋のほうへ渡って来た...
吉川英治 「宮本武蔵」
...やがてはいって来た柳生宗矩(むねのり)と武蔵とは...
吉川英治 「宮本武蔵」
...側近にいる刑部友矩は...
吉川英治 「柳生月影抄」
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