...矧曰其有聽念于先王勤家...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...矧んや六朝頃のものになると...
内藤湖南 「染織に關する文獻の研究」
...「矧主司入レ之日...
原勝郎 「貢院の春」
...「宮本捨吉明治三十年奉納」の豊公幼時の胆と矢矧(やはぎ)の橋の上の小六の槍の石づきをとらえている小さいごろつきのような豊公の絵があって大笑いしました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...矧(まして)や関五郎と云ふ三字の称は見えない...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...矧(まし)てや確証とすべきものは無い...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...矧(まして)や渡辺氏の史筆の如きものがあつて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...矧(まして)や逍遙子は早くよりハルトマンが無意識哲學を帳中の祕となしたるをば...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...矢矧(やはぎ)の長者(ちょうじゃ)のむすめだそうな」「すると女は、矢矧まで、道連れになるつもりか」「いや、途中、建部(たけべ)ノ神官の家へ寄るとかいっていた...
吉川英治 「私本太平記」
...矢矧(やはぎ)の長者の娘と仰っしゃっておいででしたが...
吉川英治 「私本太平記」
...彼が矢矧(やはぎ)についた日の頃...
吉川英治 「私本太平記」
...「矢矧川から西へは一歩も進んではならぬ」という軍命令の下におかれていたのである...
吉川英治 「私本太平記」
...矢矧川(やはぎがわ)布令(ふれ)がまわった...
吉川英治 「新書太閤記」
...てこでも動く面構(つらがま)えではございません」「――矢矧川で?」どうしても思い出せないのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...矢矧(やはぎ)の橋のうえ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...と矢矧川が同時に鳴った...
吉川英治 「宮本武蔵」
...矢矧(やはぎ)の橋桁(はしげた)に――武蔵は今...
吉川英治 「宮本武蔵」
...矢矧(やはぎ)の辺で斬られたのだとある...
吉川英治 「宮本武蔵」
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