...玄翁(げんをう)和尚は伊夜彦山(いやひこさん)の麓(ふもと)箭矧(やはぎ)村の産(さん)なり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...鷹の羽を矧(は)いだ箆深(のぶか)の真矢(ほんや)で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「矧主司入レ之日...
原勝郎 「貢院の春」
...矧(いわ)んや金だ...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...「宮本捨吉明治三十年奉納」の豊公幼時の胆と矢矧(やはぎ)の橋の上の小六の槍の石づきをとらえている小さいごろつきのような豊公の絵があって大笑いしました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...矧(まして)や関五郎と云ふ三字の称は見えない...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...矧(まし)てや絃歌(げんか)の響などは起らなかった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...矢矧(やはぎ)までまだ四十里ほどはあった...
吉川英治 「私本太平記」
...三河国の矢矧についた...
吉川英治 「私本太平記」
...矢矧川(やはぎがわ)の一戦を仕損じてからは...
吉川英治 「私本太平記」
...=矢矧川の橋を引き...
吉川英治 「新書太閤記」
...てこでも動く面構(つらがま)えではございません」「――矢矧川で?」どうしても思い出せないのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...矢矧の橋の日吉丸のことほど伝わっていないが...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...矢を矧(は)ぐ事の上手であったが...
吉川英治 「源頼朝」
...矢矧(やはぎ)ばしと星明りに読める...
吉川英治 「宮本武蔵」
...矢矧(やはぎ)の橋のうえ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...矢矧の橋桁(はしげた)の陰へと...
吉川英治 「宮本武蔵」
...矢矧(やはぎ)の橋桁(はしげた)に――武蔵は今...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索