...即ち直接の知覚と知的な思惟上の理解の仕方との二つである...
戸坂潤 「カントと現代の科学」
...と云うのは比較的理知的な原始感情が笑いとなって現われるからである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...知的なものと考えられる場合と意志的なものと考えられる場合とがある...
戸坂潤 「辞典」
...へんに混血児らしい知的な顔をつんとさして...
豊島与志雄 「田舎者」
...男の知的な利己心に対抗して...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...理知的な或は現代的な女ではなく...
豊島与志雄 「白蛾」
...それは理知的な批評や解剖ではない...
豊島与志雄 「性格批判の問題」
...あの哲学的な理知的な頭で...
豊島与志雄 「別れの辞」
...知的な感じの男です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ただ精神の上位機能だけが可能である純粋かつ知的な考え方によって理解されなければならないのである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...単に理知的な見方や瞑想によるよりも...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...シンシア嬢がかわいい知的な顔をしかめた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日闇夜」
...最も粗野なものから最も知的なものに至るまで...
三木清 「人生論ノート」
...この繰返を新たに再び始めるといふことは反省や知的なる批評の仕事から出て來ることが出來ない...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...それらを知的なものにしようとして中途半端ですが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...知的な現代の人々にとっては...
柳宗悦 「益子の絵土瓶」
...言語心理学的な間延びのした知的なものではない...
横光利一 「欧洲紀行」
...そこに多くの知的なひらめきが見られる...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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