...時々知的な顔を見受ける...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...知的なところが少しもないのが気に入らなかったので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...認識論(普通之は人間的経験を単に知的な機能又は成果としてしか取り扱わない哲学部門であるが)的に云えば...
戸坂潤 「技術の哲学」
...云うまでもなく民衆への下知的な働きかけはこの思想統制の目的そのものであったのだが...
戸坂潤 「思想動員論」
...之は喜劇が多く理知的なものであるとか社会批評になっているという点からも判ろう...
戸坂潤 「思想としての文学」
...こうした知的なものに対する生の強調や...
戸坂潤 「思想としての文学」
...彼女はそういう知的な悲しみには多少の皮肉を示しながらも...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...知的な景色は動物の眼を輝かせる...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...大抵面白い作品であることは事実であるが、その面白さ、その興味は、冒険的なもの、怪奇的なもの、感傷的なもの、頓知的なもの、其他勇壮も悲愴も悉く、偶然の機会にかかってるといってもよい...
豊島与志雄 「少年文学私見」
...知的なものを越えた正しい「繊細な知恵」(デリカテス)が潜んでいることをいろいろの角度から検討しはじめたのである...
中井正一 「美学入門」
...その初期の発展に用いる知的な方法は何か...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...これらは最大の知的な不毛性と風変わりな空想の不可思議な融合と関係し...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...反対に知的な認識を強制し...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...かかる知的なクラシズムを...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...単に理知的な見方や瞑想によるよりも...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...それらを知的なものにしようとして中途半端ですが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...最も理知的な科学者のように科学的でなければならなくなって来ているのである...
三好十郎 「恐怖の季節」
...知的なもの、抽象的なものへの愛に酔うというようなことのできるものは少ない...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??