...その理由は只名人のみがこれを知るので...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...四十年位にしかならぬことを知るに充分な位...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...我等の何を為すべきかを知る...
石川啄木 「呼子と口笛」
...むしろありのままの平俗な生活を知るために田舎(いなか)みちをみずから歩いてみたいとも言われました...
石原純 「アインシュタイン教授をわが国に迎えて」
...仏教研究の欧米各国に流行する一斑を知るに足る...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...ただ以上の人々の名前を記憶することによって元禄時代の俳壇の中心人物を知ることができればそれで結構なのであります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...多くの国民に民間説話があり神話があることを知るものは何人も然りとはいうまい...
津田左右吉 「神代史の研究法」
...既に読者が知る如くである...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...真に恐れを知る者の恐れを以て...
豊島与志雄 「旅人の言」
...盆暮れには家になるざぼんをひとつずつ知るべへくばるのだ といったが...
中勘助 「妹の死」
...おれの知るかぎりでは...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...仲間たちにかつがれて行く、血だらけの男が、親友だと知ると、新之助は、おッと叫んで立ちあがった...
火野葦平 「花と龍」
...こんな問題をうんぬんすることはわれらのあずかり知るところではない...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...一七〇〇年以来英蘭(イングランド)に起った何らかの異常な死亡率については知るところがない...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...前年殺した讐の子すでに長じたから必ず親の仇と君を殺すだろうが我知るところでないと言ったので...
南方熊楠 「十二支考」
...少なくとも今より二百年前本邦へ渡った事ありと知る...
南方熊楠 「十二支考」
...榛軒柏軒二人の講余のすさびを知るべきものとである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...自分の知る周囲に...
吉川英治 「新書太閤記」
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