...名も知り顔も知れど...
石川啄木 「鳥影」
...中で古参の記者の一人が物知り顔に乗り出して...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「魂の喘ぎ」
...云うようなことを物知り顔に説明する者もあった...
田中貢太郎 「魔王物語」
...天晴(あっぱれ)天下の物知り顔をしているようで今日から見れば可笑(おか)しいかもしれないが...
寺田寅彦 「西鶴と科学」
......
内藤鳴雪 「鳴雪句集」
...見知り顔の船頭が猪牙舟(ちょきぶね)を漕(こ)いで通るのを...
永井荷風 「雪の日」
...見知り顔の船頭が猪牙舟(ちよきぶね)を漕いで通るのを...
永井荷風 「雪の日」
...――路は分れて二筋となる」「左へ切ればここまで十哩(マイル)じゃ」と老人が物知り顔にいう...
夏目漱石 「薤露行」
...僕はいつでも Agnodice の逸話を思い出すのさ」と物知り顔にしゃべり立てる...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...人の前でも何もかにも物知り顔をしておるさまは...
新渡戸稲造 「自警録」
...厳めしい物知り顔がこう言う...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...令夫人がわけ知り顔にのたまった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
......
正岡子規 「俳人蕪村」
...「空(そら)も見知り顔に」といへる文句を挙げて前年『ホトトギス』随問随答欄に弁じたる事あり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...寺に寐て誠(まこと)顔なる月見かな芭蕉(ばしょう)苗代(なわしろ)やうれし顔にも鳴く蛙許六(きょりく)蓮(はす)踏みて物知り顔の蛙かな 卜柳雛(ひな)立て今日ぞ娘の亭主顔硯角(けんかく)などその一例なり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...参詣人のなかにはもう見知り顔もできていた...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...あのような小説を物知り顔に書きましたのも...
吉川英治 「親鸞聖人について」
...(二)「物のあはれ知り顔をつくりて...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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