...何を穿いたか自分も知らずに...
泉鏡花 「婦系図」
...見ず知らずの他人からは...
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」
...彼女はついぞ成人してからの妹と云うものを知らずにいるうち...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...結局は一人っ子の苦労以外の苦労はあまり知らずに育ってしまったのだ...
壺井栄 「一つ身の着物」
...革新の絶好手段なるを知らずや...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...全く見ず知らずの新しい世界にでもはいらなけりゃ...
豊島与志雄 「野ざらし」
...自分の今日(こんにち)まで知らずに過ぎた名をたくさん覚えた...
夏目漱石 「門」
...安心するが宜い」喜三郎の勝利感は天井知らずに鼓舞(こぶ)されます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あわれな娘ならば知らず...
長谷川時雨 「九条武子」
...Kは思わず知らず扉のほうへ一歩進んだが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...どなたか他の方ならいざ知らず...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...怖いもの知らずの自信を持てばいいんだ」彼は言った...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...知らず識らず墜(お)ち込んで行くのではあるまいか...
北條民雄 「いのちの初夜」
...何も知らずに野卑な方言などを使ふのを...
牧野信一 「熱海線私語」
...そんな気勢も知らずに...
牧野信一 「浪曼的月評」
...君は病に籠(こも)りて世の春を知らず...
正岡子規 「墨汁一滴」
...たとい相手がヘッド・ライトを消さなかったにしてもコースの不安定な自転車ならばイザ知らず...
夢野久作 「衝突心理」
...インカの囚われの後にはなすところを知らず...
和辻哲郎 「鎖国」
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