...どうしてもロゴスというような哲理にもとづかなければならぬ...
井上哲次郎 「明治哲学界の回顧」
...どうやらそれはロゴス氏のがい骨らしい...
海野十三 「宇宙の迷子」
...なぜなら弁証法というものは何等かの意味に於けるロゴスに関係して初めて意味のある観念であり...
戸坂潤 「辞典」
...ロゴスは吾々の側に於てあり...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...さて範疇は嘗てロゴスと共に始まった...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...第二に範疇がロゴスと共に始まると考えるからである...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...ロゴスはただ之に範疇という名を与え得るだけである...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...これが動けるロゴスであり...
中井正一 「物理的集団的性格」
...かくして解釈学も修辞学も共にロゴス(言葉)に関係するにしても...
三木清 「解釈学と修辞学」
...むしろまさしくこの本性の故にロゴスは存在を隠し得る...
三木清 「科学批判の課題」
...却てみづからロゴスを指導し...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...イデオロギーと第一次的なるロゴスとの相違は...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...それがロゴスである以上...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...即ち存在のモデルがロゴスの見地から形作られる場合がそれである...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...存在としての歴史はもちろんロゴスとしての歴史の出發點である...
三木清 「歴史哲學」
...ロゴスとしての歴史と存在としての歴史とが歴史の二つの根本概念であること...
三木清 「歴史哲學」
...そうしてこのヨハネ伝がロゴスの思想によってキリストを解釈しようとしたものであり...
和辻哲郎 「孔子」
...(ニ)葛藤我々は道元の「道得」がロゴスの自己開展を説くものであることを見た...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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