...その結果として私は旧知あるいは未知の人々からいろいろな質問を受けることになった...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...その家の内でこれから面会する未知の人の...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...地方の同志らしい未知の人からの...
大杉栄 「日本脱出記」
...あれは未知の人なれど折角故ただ小生の寸志にてしか取計いたるまでに候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...未知の人に絶対に馴染まず愛玩用なれども...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...コロン製鋲会社の社長・亜米利加(アメリカ)の妻楊枝・ハングルグの荷揚人夫・朝の入浴と玉子・下へ曲っている足の小指――これは誰でも未知の人に話しかける時の...
谷譲次 「踊る地平線」
...渋柿)曙町より(二十二)越後のある小都会の未知の人から色紙(しきし)だったか絹地だったか送って来て...
寺田寅彦 「柿の種」
...彼女は新しい眼で旧知の人々を見たので...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...あとがきわたしはこれまで未知の人々から沢山の手紙を貰ったし...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...旧知の人々の外俳人仲間からも歓迎されて...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...気心の解らない未知の人の訪問である...
萩原朔太郎 「僕の孤独癖について」
...「理知の人」の幻の特徴――倦怠(アニュイ)の空気にはまりこんで...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...また彼等兄妹が旧知の人々から如何な風に取り扱はれてゐるかといふことも告げた...
牧野信一 「鱗雲」
...西方の人は未知の人に対しても社交的であるが...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...しかし容易に未知の人を訪問しはせぬであらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...未知の人もいるし……」「未知であろうと既知であろうと日本人なら誰しも関心をもつべき問題だ...
山本周五郎 「新潮記」
...絶えまなく寄せてくれた多くの未知の人々の好意である...
吉川英治 「宮本武蔵」
...未知の人を一個の人格として取り扱うとか...
和辻哲郎 「非名誉教授の弁」
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