...六尺近い背丈(せい)を少し前こごみにして...
有島武郎 「カインの末裔」
...黒白半ばするほどの髪毛のまだらに生え残った三分刈りの大きな頭を少し前こごみにして...
有島武郎 「星座」
...ごみごみとした悪臭のするところに腰をかけて...
上村松園 「余齢初旅」
...ごみごみした二階へあがってゆくと...
上村松園 「余齢初旅」
...朽ちた細い芝草のごみが交(まざ)つてゐるのを取つてゐた...
鈴木三重吉 「桑の実」
...しかし鯰は生れつきひどい臆病ものですから、松明のあかりを見たら、尻ごみこそすれ、水の上に浮き上つて来る筈はないんですがね...
薄田泣菫 「雨の日に香を燻く」
...ちょうど買物時刻の人ごみのなかを血相かえて右に左に奔走していた...
谷譲次 「踊る地平線」
...それは塵芥(ごみ)の山であり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ふるさとの訛(なまり)なつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆくと...
中島哀浪 「かき・みかん・かに」
...埃溜(ごみため)の中も――...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――私ではお燗番(かんばん)の足しにもなりませんよ」平次は尻ごみしました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お前の方はどんな樣子だつた」「あの人ごみの中へ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「まるで人間を芥(ごみ)だと思ってやがる...
林芙美子 「新版 放浪記」
...片桐松川では逆に谷の険悪さに朱を入れたすごみを奏しているにすぎない...
細井吉造 「二つの松川」
...小さな落葉松林(からまつばやし)を背負いながら、夕日なんぞに赫(かがや)いている木の十字架が、町の方からその水車の道へはいりかけると、すぐ、五六軒の、ごみごみした、薄汚ない民家の間から見えてくるのも、いかにも村の教会らしく、その感じもいいのである...
堀辰雄 「木の十字架」
...その朝は何かをはらんでいるような組全体の空気を感じて漠然としりごみした...
「海流」
...一歩しりごみして...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...あたりはごみ溜か...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
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