...塵芥堆(ごみすてば)の一つの内に...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...ポチはあわてて尻ごみし...
海野十三 「恐竜島」
...塵(ごみ)のようなものが浮かんで地表を離れていくのが見えたが...
海野十三 「ふしぎ国探検」
...」と蒲原が尻ごみするのを叱りつけて無理無理舞臺に追ひあげてしまつた...
小穴隆一 「二つの繪」
...兵隊も尻ごみをしたからだ...
高見順 「いやな感じ」
...青大将の死骸(しがい)は芥溜(ごみため)に捨てた...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...みんながしりごみしたのである...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...要するに脳髄(のうずい)のうちに折々大掃除(おおそうじ)を行って、煤(すす)、埃(ごみ)、芥(あくた)、枯(か)れ枝(えだ)等をみな払うことをしたい...
新渡戸稲造 「自警録」
...あつしはお糸坊の叔父さんといふことになつて居るんですから」八五郎はいつぞやの事を思ひ出して尻ごみをしてをります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ごみを掃き出すほうの障子を明けはらい...
羽仁もと子 「女中訓」
...本郷のごみごみした所からこの辺に来ると...
林芙美子 「新版 放浪記」
...少し前こごみになって立っていた...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...書類ごみに混ざって机上にあった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...場末の露路らしいごみ/\とした横町で車を降りてから...
牧野信一 「露路の友」
...「駄目ですわ、行って見たら、ごみだらけで、坐れたものじゃありません――この座敷が、このお寺では一ばんさ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...ごみを焚していらっしゃる...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そうしてその土蔵の背後に在る畠境いの塵捨場(ごみすてば)には...
夢野久作 「巡査辞職」
...湖の岸へ來て立つてゐる時、人の心はなごみ、靜まり、輕い柔しい微笑が脣邊(しんぺん)に漂ふ...
吉江喬松 「霧の旅」
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