...こそこそ人ごみの中に隠れてしまった...
芥川龍之介 「妙な話」
...人ごみの中をくぐり抜けるようにして...
芥川龍之介 「路上」
...立錐(りつすゐ)の地なき人ごみに...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...警察が干渉でもしなければ一日でも喋舌(しやべ)り続けようとする意気込(いきごみ)を見せた...
薄田泣菫 「茶話」
...にこにこもので其辺(そこら)の群集(ひとごみ)を見廻してゐたが...
薄田泣菫 「茶話」
...ごみごみした街の悲しさをむしろそれはひとしお強めていた...
高見順 「いやな感じ」
...そのごみごみしたなかに人は生きている...
高見順 「いやな感じ」
...草がやたらにしげります・夏の夜あるけばいつか人ごみの中七月廿五日曇...
種田山頭火 「其中日記」
...ごみごみして見えた...
徳田秋声 「仮装人物」
...芥溜(ごみため)野郎...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...春日藤左衞門はさすがに尻ごみしました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...突當(つきあた)りの芥溜(ごみため)わきに九尺(しやく)二間(けん)の上(あが)り框(がまち)朽(く)ちて...
樋口一葉 「にごりえ」
...ごみ箱に突っ込んでやる」警部補がニヤニヤしながら名刺を取り出して...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...でも本当に安全かなあ」もう尻ごみなんかしておれない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...しりごみした旧い詩人たちの素朴さ...
宮本百合子 「鉛筆の詩人へ」
...格別五味(ごみ)も無い格子戸の内を丁寧に掃除して...
森鴎外 「雁」
...月はまるで塵埃(ごみ)の中で育った月のように...
横光利一 「上海」
...盗(ぬす)っ人(と)よりも太(ふて)え芥溜(ごみため)牢人と思っているが...
吉川英治 「宮本武蔵」
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