...曹操兄弟が矢風の中を凌(しの)いで馳け出した影を見ると...
吉川英治 「三国志」
...牛渚だ」「物々しい敵の備え」「矢風にひるむな...
吉川英治 「三国志」
...びゅッん!矢風は...
吉川英治 「三国志」
...矢風の音が鳴りはためいた...
吉川英治 「三国志」
...矢風は氷雨(ひさめ)と道を横ぎり...
吉川英治 「三国志」
...矢風の中にいなないた彼の白馬はたちまち紅(くれない)に染まり...
吉川英治 「三国志」
...味方の芝とも別れ、部下とも散り散りになり、趙雲は日の暮るるまで、敵に趁(お)われ、矢風に追われ、なお包囲から脱することができなかった...
吉川英治 「三国志」
...いくらの矢風も吹かないうちに...
吉川英治 「私本太平記」
...ついに新田勢の矢風のなかで戦死していた...
吉川英治 「私本太平記」
...あやうく矢風にも掠(かす)られた...
吉川英治 「新書太閤記」
...弓隊が矢風矢唸(やうな)りをたてて...
吉川英治 「新書太閤記」
...二日二た夜にわたる矢風と剣戟(けんげき)と...
吉川英治 「新・水滸伝」
...暗がりから射てくる伏勢の矢風だった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...矢風や矛の光にも...
吉川英治 「平の将門」
...矢風不死人が、一同の雑言(ぞうごん)を、叱っていうには、「天子の多くは、愚蒙だというのは、当らない...
吉川英治 「平の将門」
...敵の矢風の中に立つよりも強く...
吉川英治 「日本名婦伝」
...矢風が熄(や)んだと見ると...
吉川英治 「源頼朝」
...圧倒してしまえ」矢風の中からいう彼の声は...
吉川英治 「源頼朝」
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