...その時に矢文(やぶみ)の紙片を取って...
中里介山 「大菩薩峠」
...矢文を結んだまゝの矢が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...危ない矢文などを飛ばすから斯んな事になるんぢやねえか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...袂(たもと)から取出した矢文――小菊へ細々と認(したた)めて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...危ない矢文などを飛ばすからこんな事になるんじゃねえか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...頭の上の羽目板へ矢文を結んだ矢が突っ立った...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...恐らく二階の戸袋に矢文を射込むために...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...田辺城の妙庵丸櫓(みょうあんまるやぐら)へ矢文(やぶみ)を射掛け候...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...(矢文(やぶみ)...
吉川英治 「三国志」
...同文の矢文が何十本となく射込まれたのを合図に...
吉川英治 「三国志」
...けれど彼は、その無念をはらすため、審配の甥にあたる審栄(しんえい)へ、矢文を送って、首尾よく内応の約をむすび、とうとう西門の一部を、審栄の手で中から開かせることに成功した...
吉川英治 「三国志」
...仔細は矢文にて」と...
吉川英治 「三国志」
...敵はそれの矢文(やぶみ)を...
吉川英治 「私本太平記」
...矢文(やぶみ)としてこれを射込んで来ました...
吉川英治 「新書太閤記」
...矢文を負わせて...
吉川英治 「新書太閤記」
...矢文には、こう書いてある...
吉川英治 「新書太閤記」
...直訴(じきそ)の矢文...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...矢文(やぶみ)!気がついたらしい...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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