例文・使い方一覧でみる「矢の根」の意味


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...中堂金内の誉(ほま)れの矢の根...   中堂金内の誉れの矢の根の読み方
太宰治 「新釈諸国噺」

...アウストラリヤ土人の如きは現在の石器時代人民の一例にして本邦諸地方に石の矢の根...   アウストラリヤ土人の如きは現在の石器時代人民の一例にして本邦諸地方に石の矢の根の読み方
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」

...石器(せきき)―(石の矢の根...   石器―(石の矢の根の読み方
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」

...なおまたその扉には矢の根の痕(あと)までついている...   なおまたその扉には矢の根の痕までついているの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...「この紙きれは、これは確かに奈良朝ものですよ、古手屋の屏風(びょうぶ)の破れにほの見えたのを、そのまま引っぺがさせて持って来たのだ」「えろう古いもんでおますな」「それから、この金仏様(かなぶつさま)――これが奈良朝よりもう少し古い、飛鳥時代(あすかじだい)から白鳳(はくほう)という代物(しろもの)なのだ、これは四条の道具店の隅っこで見つけました」「よろしい人相してまんな」「こっちを見給え、ずっと新しく、これがそれ大津絵の初版物なんだ」「大津絵どすか」「大津絵といえば、藤娘、ひょうたん鯰(なまず)、鬼の念仏、弁慶、やっこ、矢の根、座頭(ざとう)、そんなようなものに限られていると思うのは後世の誤り、初代の大津絵は皆このような仏画なのだ」「そうどすか」「それから、ズッと近代に砕けて、これが正銘の珊瑚(さんご)の五分玉、店主はまがい物と心得て十把一(じっぱひと)からげにしてあったのを拙者が見出して来た、欲しかったら、お宮さん、君に上げましょう」「まあ、有難うございます」といったようなあんばいで、暇つぶしに彼は、山科から京都くんだりを遊んで来たもののようだが、必ずしも、そうばかりではないらしくもある...   「この紙きれは、これは確かに奈良朝ものですよ、古手屋の屏風の破れにほの見えたのを、そのまま引っぺがさせて持って来たのだ」「えろう古いもんでおますな」「それから、この金仏様――これが奈良朝よりもう少し古い、飛鳥時代から白鳳という代物なのだ、これは四条の道具店の隅っこで見つけました」「よろしい人相してまんな」「こっちを見給え、ずっと新しく、これがそれ大津絵の初版物なんだ」「大津絵どすか」「大津絵といえば、藤娘、ひょうたん鯰、鬼の念仏、弁慶、やっこ、矢の根、座頭、そんなようなものに限られていると思うのは後世の誤り、初代の大津絵は皆このような仏画なのだ」「そうどすか」「それから、ズッと近代に砕けて、これが正銘の珊瑚の五分玉、店主はまがい物と心得て十把一からげにしてあったのを拙者が見出して来た、欲しかったら、お宮さん、君に上げましょう」「まあ、有難うございます」といったようなあんばいで、暇つぶしに彼は、山科から京都くんだりを遊んで来たもののようだが、必ずしも、そうばかりではないらしくもあるの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...ことによると、その吹矢の根に、毒が塗つてあつたかも知れぬて」「え、そんな事があるでせうか」又左衞門の伜又次郎、これは次男に生れて家督(かとく)を相續した手堅い一方の若者、今では田代屋の用心棒と言つていゝ程の男です...   ことによると、その吹矢の根に、毒が塗つてあつたかも知れぬて」「え、そんな事があるでせうか」又左衞門の伜又次郎、これは次男に生れて家督を相續した手堅い一方の若者、今では田代屋の用心棒と言つていゝ程の男ですの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...矢の根の方へ近く結んだ文が...   矢の根の方へ近く結んだ文がの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...矢の根五郎吉はすぐ捉(つか)まった...   矢の根五郎吉はすぐ捉まったの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...矢の根五郎吉と見当をつけ...   矢の根五郎吉と見当をつけの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...この春處刑(しよけい)になつた大泥棒の矢の根五郎吉が...   この春處刑になつた大泥棒の矢の根五郎吉がの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...その矢の根五郎吉が命にかけて隱し了せた二千兩の金を...   その矢の根五郎吉が命にかけて隱し了せた二千兩の金をの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...先の亭主の矢の根五郎吉に捨てられたのを怨んで...   先の亭主の矢の根五郎吉に捨てられたのを怨んでの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...矢の根は脂(やに)のやうにベトベト粘(ねば)つて居るぜ」「でも」「お妙を背中に乘つけて...   矢の根は脂のやうにベトベト粘つて居るぜ」「でも」「お妙を背中に乘つけての読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...松前から來た安五郎が、熊狩の毒を持つて居るのを知つて、それをそつと持ち出し、岡崎屋の三十郎が、いつかお妙のところへ持つて來て忘れて行つた、楊弓の矢の根を、鏑矢(かぶらや)の根と入れ換へて、その中に毒を仕込んだのだらう」「それぢや、引つ返して、あの安五郎とお菊を縛りませう」「止せ/\、二人はもう奧州街道へ踏み出したよ...   松前から來た安五郎が、熊狩の毒を持つて居るのを知つて、それをそつと持ち出し、岡崎屋の三十郎が、いつかお妙のところへ持つて來て忘れて行つた、楊弓の矢の根を、鏑矢の根と入れ換へて、その中に毒を仕込んだのだらう」「それぢや、引つ返して、あの安五郎とお菊を縛りませう」「止せ/\、二人はもう奧州街道へ踏み出したよの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...「矢の根石」といふのがあつた...   「矢の根石」といふのがあつたの読み方
濱田耕作 「石鏃の思出話」

...鹿矢(ししや)の骨片の矢の根は征矢(そや)の雁股(かりまた)になった矢鏃(やじり)ととり変えられた...   鹿矢の骨片の矢の根は征矢の雁股になった矢鏃ととり変えられたの読み方
横光利一 「日輪」

...今も掘り出される矢の根石など...   今も掘り出される矢の根石などの読み方
横光利一 「夜の靴」

...矢の根石や曲玉(まがたま)管玉等を採集に來る地方の學者――中學の教師などが旅籠屋(はたごや)の無いまゝによく自分の家に泊つては...   矢の根石や曲玉管玉等を採集に來る地方の學者――中學の教師などが旅籠屋の無いまゝによく自分の家に泊つてはの読み方
若山牧水 「古い村」

「矢の根」の書き方・書き順

いろんなフォントで「矢の根」


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