...飽かぬ睦びにあくがれて...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...われは情ある獸(けだもの)の野邊の睦びを望むなり水色しろき揖保川のみぎはを染むる青草に...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...さうして右に左に輪をかくやうにして睦びあふ伴侶をもとめてあるくのを私は竹のなかから出た人よりも珍しく眺めてゐた...
中勘助 「銀の匙」
...君等と我等と睦び居らむ...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...心のまま睦び戯れた長い長い夢...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
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