...十四日にはもはやひでよし公三井でらに着陣あそばされ...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...「元亀元年織田右府公浅井朝倉退治の時神祖御着陣の処」ははあ...
中里介山 「大菩薩峠」
...田沼様の公方がた本月三日には古河にご着陣...
三好十郎 「斬られの仙太」
...謙信はかならずそこに着陣せん...
吉川英治 「上杉謙信」
...目的の川中島のてまえ八幡原に着陣したのは...
吉川英治 「上杉謙信」
...着陣いたしましたが」と...
吉川英治 「三国志」
...着陣したその日なので...
吉川英治 「三国志」
...ようやくこれへ着陣した...
吉川英治 「三国志」
...同時に着陣しましたので...
吉川英治 「私本太平記」
...連判に欠けるかと不安視されていた細川兄弟も着陣した...
吉川英治 「私本太平記」
...着陣の報をかねて...
吉川英治 「私本太平記」
...高氏は、その着陣早々に、じぶんのほうから彼の陣を訪ねて行った...
吉川英治 「私本太平記」
...天子(てんし)ヶ岳(たけ)に着陣したばかりなのに...
吉川英治 「神州天馬侠」
...――藤吉郎はそこで長浜まで軍をすすめ、於ゆうはそこから岐阜へ帰して、兵馬の装備を革(あらた)めると、主君の信長のいる前線の地、姉川へ、「この大戦に洩れては」と、急ぎに急いで、昨日、ここに着陣、望みどおり信長の本軍と合したわけだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...着陣のあいさつのため...
吉川英治 「新書太閤記」
...信長公の御着陣について...
吉川英治 「新書太閤記」
...とある秀吉の文字通りな急行軍のために、途中で落伍したものが、ひきも切らず、続々と、まず門前に来て、「何の某(なにがし)、ただ今、着陣」と、呼ばわると、これに立っている蜂須賀、森の二将が、どの辺に屯(たむろ)して命令を待てとか、また、誰の部隊が彼処(かしこ)におるから、その手について休めとか、いちいち指さして、それらの軍隊に所属と位置を与えていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...早くも大垣へ着陣したこと確実にござりまする...
吉川英治 「新書太閤記」
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