...しかしその考えの筋道にはエネルギー不滅の原理に撞着するものがある...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...まず無事に元の錨地へ帰着することができた...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...もしただ生のみに執着するならば...
田辺元 「メメント モリ」
...その余韻の源にさかのぼって行くと徳川時代などを突き抜けて遠い遠い古事記などの時代に到着する...
寺田寅彦 「田園雑感」
...これ何人の思想をもみなこの問題なる中心点に向けて相帰着するゆえんなり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...の問題へ逢着する...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...幾何学はそれ故思惟によっては尽すことの出来ない何物かを持っているという結論に私は到着することとなる...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...従って人格の単なる道徳的自由に帰着するような主観的実践行動には止まらない処の客観的な活動性...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...という区別に帰着する...
戸坂潤 「思想としての文学」
...こうした国語の制約によって束縛され得ない真に文学的なものを求めて「世界文学」の観念に到着する...
戸坂潤 「読書法」
...問題はそこに帰着する...
戸坂潤 「日本の民衆と「日本的なるもの」」
...一つのものに執着することがなかった...
豊島与志雄 「囚われ人」
...それを人間に附着するのは...
夏目漱石 「それから」
...だから人生の煩悶(はんもん)は要するに元へ還(かえ)ってうまうまの二字に帰着すると云うのです...
夏目漱石 「野分」
...橇は間断なく到着するので...
牧野信一 「山を降る一隊」
...これは挿木でよく活着するだろう...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...モスクワから一日おくれに到着する「イズヴェスチャ」が老教授の膝の上にあった...
「赤い貨車」
...彼らが我々の基地に到着すると...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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