...船頭はこれにも頓着する容子がない...
芥川龍之介 「世之助の話」
...却て深く生を執着することを知る...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...我等の文化の將來に於ける發展を指導し得るが如きものの多くに逢着する...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...更に進むで支那人の面子に執着する意慾の強さと云ふ事になると...
橘樸 「支那を識るの途」
...厄年の場合でも材料の選み方によってはあるいは意外な結果に到着する事がないものだろうか...
寺田寅彦 「厄年と etc.」
...結局精神的なるものの自律に帰着する(そして之がマルクスに対する最も忠実な解釈だそうである)...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...論理の問題に帰着する...
戸坂潤 「科学論」
...一種の「ヘーゲル主義」――ブルジョア哲学では今日之が全盛である――に帰着すると考えられる...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...こうしたものは皆人心の改革に帰着するかのようだ...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...帰着するのである...
戸坂潤 「社会時評」
...条件そのものが変化しなければならぬような限界に逢着することは...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...又常識はいつもお互いに撞着するものだという性質も...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...何から出発して何に到着するかが...
戸坂潤 「再び「科学の歴史的社会的制約」に就いて」
...何時も撞着するのは...
内藤湖南 「支那古典學の研究法に就きて」
...それを人間(にんげん)に附着するのは...
夏目漱石 「それから」
...すなわちどこか偽りを書いているのだという事に帰着するのです...
夏目漱石 「文芸と道徳」
...しまいにはどこかに漂着する...
柳田国男 「故郷七十年」
...一時娼家(ここ)の物を借り着するが...
吉川英治 「宮本武蔵」
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