...天の起源――換言すればこの地球以外にある物象の起源――に関する疑問に逢着する...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...第一種の上着を着する土偶(どぐう)には乳房の部の膨(は)れ方甚きもの有り...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...更に不利な運動概念は前後相承 Nacheinander に帰着する諸概念である...
戸坂潤 「科学方法論」
...一から出発してそのまま他へ到着することは出来ない...
戸坂潤 「科学方法論」
...之に反して以上のように他の概念に帰する見方を全く離れて自立的な終局的な意味がこの目的概念に求められるかどうかを見る時吾々は全く別の事柄に逢着する...
戸坂潤 「カントと現代の科学」
...同一本質に帰着するものか...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...芸術の価値はだから思想の価値に帰着するのであるが...
戸坂潤 「思想としての文学」
...野犬はドシドシ退治しろということに帰着する...
戸坂潤 「社会時評」
...教育精神問題に帰着する...
戸坂潤 「社会時評」
...ところが結局は同じような問題に帰着するんだよ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...國民多數の冀望は自然に歸着する所ありて...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...国と国との間にどの様な問題が在っても総て公法の主義に従って落着する...
シモン・ニューコム 黒岩涙香訳 「暗黒星」
...学問と政治と相密着するの余弊ならん...
福沢諭吉 「学問の独立」
...どこまでも執着するものを作るといふことである...
三木清 「人生論ノート」
...口より粘液を漏しかつ眼球水気を帯びて活気なく羽毛容易に抜け羽毛の根に脂を附着するものは古く...
村井弦斎 「食道楽」
...強く未来に執着するものだということだが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...または同じことに帰着するが...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...彼が著しく「神」のことに執着する所などはほとんど無意味に感ぜられるに相違ない...
和辻哲郎 「「自然」を深めよ」
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