...アンジエリカが家に歸り着きて...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...それを追い越す時――我々は早く東京に着き度くて急いでいたのでこれをやった――車夫は必ず詫び...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...正午肥後の岸に着き...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...やがて大和(やまと)の吉野河(よしのがわ)の河口(かわぐち)へお着きになりました...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...落着きのない顔を顰(しか)めてまた母屋(もや)の方へ渡って行った...
徳田秋声 「足迹」
...ウニヤンエンベの部落へ着きました...
豊島与志雄 「アフリカのスタンレー」
...にこやかに落ち着き払って口をきいていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...やがて虚脱状態に近い極度の落着きがもどってきた...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...自分を連れてゆく娘と男との落着きはらった様子がわからなかった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...何となく恐れおののくような様子――動作と話振りとにおけるかなりの神経質な熱情――落着きのない興奮した態度に...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「しめしあわせ」
...また更に私に落着きを与へようとして...
牧野信一 「バラルダ物語」
...――あくまでも落ち着き払った無関心な様子で...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「なぐり合い」
...――椿の花片はなんの意味だ」駕籠が停り「着きました」という声がした...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...入谷の朝顔は居着きの花戸丸新...
山本笑月 「明治世相百話」
...当座の身の落着きを...
吉川英治 「江戸三国志」
...「落着きすぎるくらいだ」と...
吉川英治 「三国志」
...かえって、宿の者が、五郎大夫主従を探しぬいて、やっと追い着き、「もう、船が出ますぞ」と、いう...
吉川英治 「新書太閤記」
...やゝ歩調を整えて存外に早く松原湖に着き...
若山牧水 「木枯紀行」
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