...桂州の竜眼肉(りゆうがんにく)をとりよせるやら...
芥川龍之介 「杜子春」
...桂州(けいしゅう)の竜眼肉(りゅうがんにく)をとりよせるやら...
芥川龍之介 「杜子春」
...私は二、三十匹もらって桐の箱に入れて、医者の説明通り椎の実、龍眼肉、栗、人参などを買って来てあたえてみた...
上村松園 「九龍虫」
...龍眼肉などというぜいたくなものばかり食っているのであるから効くのは当然である...
上村松園 「九龍虫」
...台湾の田中君からありがたい手紙とたくさんな龍眼肉...
種田山頭火 「其中日記」
...龍眼肉少々Sさんへお裾分する...
種田山頭火 「其中日記」
...龍眼肉を咬みお茶を飲んで話した...
種田山頭火 「其中日記」
...何者の驕慢ぞ――この深夜一切倦怠の時薄明のわだつみの泡のやうに数夥しい侏儒のやからおのがじゝ濃藍色の影に拠り乱舞して湧き出でゝ竜眼肉の核(たね)めいたつぶら眼(まなこ)をむき出だし...
富永太郎 「深夜の道士」
...例せば支那から多量に年々輸入した竜眼肉てふ果物は...
南方熊楠 「十二支考」
...○柿、銀杏、竜眼肉、罌粟(けし)の如き菓物は収斂性食物にして便通を秘結せしむ...
村井弦斎 「食道楽」
...即ち芭蕉の実に林檎(りんご)に蜜柑(みかん)に竜眼肉(りゅうがんにく)というようなもの...
村井弦斎 「食道楽」
...鯛(たい)の眼肉をセセっていた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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