...破産したときに、残った通帳などが「真赤な数字」になることがある...
...彼女に告白されて、耳が「真赤」になってしまった...
...あの車は「真赤な」ボディカラーが特徴的だ...
...おしゃれなレストランで、食べ物が「真赤な」皿に盛り付けられていた...
...子どもが「真赤な」スイカを食べて、口の周りにシミができた...
...真赤な実をつけたのが窓にあらわれはじめた...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「駅馬車」
...ト真赤な蟹(かに)が...
泉鏡花 「海の使者」
...手を一寸(ちょっと)伸ばせば所長さんの頸(くび)に届くでしょうね」「馬鹿なことを!」僕は真赤(まっか)になってこの小娘を睨(にら)み据(す)えた...
海野十三 「階段」
...顔が真赤になった...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...一寸法師は真赤な道化役の衣裳(いしょう)をつけていた...
江戸川乱歩 「踊る一寸法師」
...真赤に焼けたストーブを取巻いて...
大阪圭吉 「動かぬ鯨群」
...両頬は真赤でおかめの面(めん)のようでありました...
太宰治 「風の便り」
...真赤な麻の葉模様の帯をしめ白い花の簪(かんざし)をつけた菊ちゃんが...
太宰治 「ダス・ゲマイネ」
...彼は真赤(まっか)に憤って...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...私は真赤になって顔を伏せた...
豊島与志雄 「未来の天才」
...庄吉が「おう、おう、おう」深雪は、真赤になって、俯向いて、先に登って行った...
直木三十五 「南国太平記」
...仕舞には世の中が真赤(まつか)になつた...
夏目漱石 「それから」
...まだ燃えさかる焔を映して真赤...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...彼女は何でもないのに真赤になってしまった...
原民喜 「温度」
...真赤な焔が、めらめらとマストのあたりに渦まいた...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...真赤な炭火を飲みくだしたという...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...拷問は終るだろうか?鮮血をぶちまけたように窓が真赤だった...
山川方夫 「愛のごとく」
...「彼岸の中日(ちゅうにち)になると真赤な夕日が斜坑の真正面(まむこう)に沈むぞい...
夢野久作 「斜坑」
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