...彼女の意見に痛くも痒くも無反応だった...
...注意喚起があっても、彼は無反応で続行した...
...特設の通路内で無味無臭無色無反応の持久性神経瓦斯を吸って戻ったのだ...
海野十三 「毒瓦斯発明官」
...とそれがまるで無反応なので...
豊島与志雄 「田舎者」
...更に無反応な結果に終ったのであったが...
豊島与志雄 「田舎者」
...その無反応さが、私には癪にさわるのだ...
豊島与志雄 「好人物」
...わたしへの無関心というか無反応というか...
豊島与志雄 「好人物」
...その皮肉には全く無反応で...
豊島与志雄 「蛸の如きもの」
...無反応な張合いのない人形のような女だった...
豊島与志雄 「人間繁栄」
...ラリの変な理屈に無反応だったが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...社会的な感情を生活の疲労とともに無反応...
宮本百合子 「新しい抵抗について」
...頼りにならない無反応の冷淡さを証拠だてるに過なかったろう...
宮本百合子 「伊太利亜の古陶」
...作家として其等に無反応であるまいとする敏感性を示されましたが...
宮本百合子 「含蓄ある歳月」
...私の無反応に呆れたのか...
山川方夫 「愛のごとく」
...けれども下野にはてんで無反応であった...
吉川英治 「上杉謙信」
...さすがの孔明も完く無反応な辛抱づよい敵にたいしては計の施しようもなかった...
吉川英治 「三国志」
...そんな二人の眼光を無反応なものにして...
吉川英治 「私本太平記」
...信雄の人の好さから来る無恥(むち)と無反応に...
吉川英治 「新書太閤記」
...どう無反応な顔つきをしていても...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...まったくか」「…………」「蕗どの」「…………」「これ」「…………」何たる無反応であろう...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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