...それは創作の真諦(しんてい)に盲目なものの言なのだ...
芥川龍之介 「芸術その他」
......
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...そこに人生の真諦があるのではあるまいか...
種田山頭火 「行乞記」
...日本固有芸術の中にモンタージュの真諦(しんたい)を発見して驚嘆すると同時に...
寺田寅彦 「映画芸術」
...すでに前条に述べたような「人生の記録と予言」という意味での芸術としての文学の真諦(しんたい)に触れるものは...
寺田寅彦 「科学と文学」
...不敏な吾々は今日に至ってもまだ紀平式ヘーゲル(?)歴史哲学の真諦を理解出来ないのが遺憾だが...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...さっきわたしのいった不思議な快感の真諦が蔵されているのである...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...前者は漢方医学の真諦であり...
豊島与志雄 「自由人」
...芸術的構成の真諦を解するものと云ってよいだろう...
豊島与志雄 「性格批判の問題」
...芸術の真諦があるからである...
豊島与志雄 「表現論随筆」
...真諦俗諦はたがひによりて教をひろむ...
三木清 「親鸞」
...真諦と俗諦との区別に相応するものである...
三木清 「親鸞」
...右の文は真諦俗諦相依の意義を顕わしたものと解される...
三木清 「親鸞」
...真諦俗諦の語がかくのごとく『教行信証』化巻において時代を勘決して正像末法の旨際を開示するにあたって...
三木清 「親鸞」
...即滅無量罪障(そくめつむりょうざいしょう)の真諦(しんたい)を授け...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...鼻の表現の真諦に入る階梯とはならないのであります...
夢野久作 「鼻の表現」
...道の真諦(しんたい)を説くだけだった...
吉川英治 「親鸞」
...真諦や玄奘がシナに伝えた仏教哲学はこの時代の学者の解釈を通じたものである...
和辻哲郎 「鎖国」
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