...「これは本当の真物ですか?」...
...でも、それ以来真物を買うようになった...
...「お店の人に聞いたら、これは本当の真物だって...
...「父親が昔、真物の古銭コレクションを持っていた」...
...「友達からのお土産が本物かどうか、真物かどうか調べるのが楽しみだ」...
...真物はかえって知らずにおります...
井上円了 「おばけの正体」
...こいつは真物の独逸製の爆弾とは...
徳田秋聲 「フアイヤ・ガン」
...真物のテツペレンだつてまさかそんな爆弾は投げやしまい...
徳田秋聲 「フアイヤ・ガン」
...私とて是迄彼等の遣口(やりくち)には疑い乍らも十度に一度は真物に出喰わさない事も無かろうと微(わず)かな希望を抱き...
西尾正 「陳情書」
...真物(ほんもの)も偽物(にせもの)も...
野村胡堂 「楽聖物語」
...真物(ほんもの)とは似もつかぬ粗末な品で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...真物の小判を三千両も貯めて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...まさか真物を盗んで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...真物(ほんもの)の彦四郎貞宗が戻るかもわかりません」平次は静かながら...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...真物(ほんもの)の左近太夫様は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...おろおろしているのは真物(ほんもの)の聟...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一寸見(ちょっとみ)は真物(ほんもの)の小判と少しも違わない...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お前の髷は切られもどうもしないじゃないか」「其処が計略(けいりゃく)だったんで」「?」「あっしの真物(ほんもの)の髷は髱(たぼ)の中へ突っ込んで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...真物同様なものをつくった...
長谷川伸 「奇術考案業」
...決して真物(ほんもの)ではないのだ...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...昔からまたカキツバタと誤っている杜若の真物は...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...儀来河内すなわちニライカナイの君真物を海神だというのも...
柳田国男 「海上の道」
...真物(ほんもの)の姜維ではない...
吉川英治 「三国志」
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