...「これは本当の真物ですか?」...
...でも、それ以来真物を買うようになった...
...「お店の人に聞いたら、これは本当の真物だって...
...「父親が昔、真物の古銭コレクションを持っていた」...
...「友達からのお土産が本物かどうか、真物かどうか調べるのが楽しみだ」...
...真物は絵とはよほど変っていた...
上村松園 「余齢初旅」
...相手の女に真物の金にくずさせていた怪しからん男なども居りました...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「耳香水」
...真物の鼠色の男が遂々捕ったということを聞きました...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「耳香水」
...真物の海さえ知らぬ一郎は心から納得顔にならなかった...
田中英光 「箱根の山」
...真物(ほんもの)の海とを見比べる積(つも)りで...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...烏は真物(ほんもの)で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...まさか真物を盗んで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...真物(ほんもの)の彦四郎貞宗が戻るかもわかりません」平次は静かながら...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...中味を真物の貞宗と入れ換えて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...玩具屋の看板にブラ下がっている張子の賽だ」「真物(ほんもの)の賽の目の通りには彫れないよ」むだを言いながらも平次は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...真物(ほんもの)のよい/\ですよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...決して真物(ほんもの)ではないのだ...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...古来誰もその真物を言い当てたとの証拠もなく...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...「極上というものではあるまいね」「何処です?」「伊太利(イタリー)――」「――一体真物なんですか?」みや子の詰問するような語勢に...
宮本百合子 「伊太利亜の古陶」
......
柳田国男 「海上の道」
...それは真物(ほんもの)の「縫い潰(つぶ)し」といって...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...僕は真物(ほんもの)かと思った」「須婆田さんはホントの印度人です」「成る程成る程...
夢野久作 「冥土行進曲」
...小倉の宮本伊織の家筋に伝来されて来たという肖像画の真物は...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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