...真新しいはさて可(い)いが...
泉鏡花 「歌行燈」
...――もっと深入した事は、見たまえ、ほっとした草臥(くたび)れた態(なり)で、真中(まんなか)に三方から取巻いた食卓(ちゃぶだい)の上には、茶道具の左右に、真新しい、擂粉木(すりこぎ)、および杓子(しゃくし)となんいう、世の宝貝(たからもの)の中に、最も興がった剽軽(ひょうきん)ものが揃って乗っていて、これに目鼻のつかないのが可訝(おかし)いくらい...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...真新しい菅笠の真紅なくけ紐をふくらんだ顎にクツキリと食いこませたその姿が...
伊藤永之介 「押しかけ女房」
...そこに脱ぎすてられてあった真新しい男履きの下駄の歯に眼を止めた...
海野十三 「ゴールデン・バット事件」
...それはまだ磨いたばかりの真新しい墓石であることが分った...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...庄造は、夕日がだん/\鈍くなつて行く中で、塚本の手にある畳針ばかりがいつ迄もきら/\光つてゐるのを、見惚(みと)れるともなく見惚れながらぼんやり彳(たたず)んでゐるのであつたが、ちやうど此のあたりは国道筋でも人家が疎(まば)らになつてゐて、南側の方には食用蛙を飼ふ池があり、北側の方には、衝突事故で死んだ人々の供養のために、まだ真新しい、大きな石の国道地蔵が立つてゐるばかり...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...真新しい側の卓子(テーブル)掛けを取って巻きかけました...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...真新しい天具帖(てんぐじょう)で包んだ紅皿が一つ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...真新しい土が掘り返されて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...着物はまだ真新しいのですが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ザクザクと真新しい小判...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ヴォーケ夫人が真新しい瓶に置き換えるために...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...その儘では手のとゞかない隅棚の上で労働向きの真新しい目醒時計が...
牧野信一 「F村での春」
...館は真新しい舟板の塀を囲(めぐ)らせて...
牧野信一 「水車小屋の日誌」
...そのすこし奥に真新しい造幣局が出来て...
「朝の風」
...ただ上衣の詰襟(つめえり)の新しいカラが心持ち詰まっているように思われるだけで、真新しい角帽、ピカピカ光る編上靴、六時二十三分を示している腕時計の黒いリボンの寸法までも、ピッタリと合っているのには驚いた...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...良人のための真新しい衣服一切が襲(かさ)ねてある...
吉川英治 「大岡越前」
...朝から新城の真新しい木々に照りかがやいていた...
吉川英治 「新書太閤記」
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