...あの人は演劇界の真打ちだ...
...彼は相撲の真打ちになるために日々努力している...
...父はこの商売の真打ちで、多くの人に信頼されている...
...今年の紅白歌合戦の真打ちは誰だろう?...
...真打の誰もが知っているあの芸能人が亡くなったとの報せに驚いた...
...それから真打になり...
談洲楼燕枝(二代) 「燕枝芸談」
...真打(しんう)ちには...
中里介山 「大菩薩峠」
...もはや真打(しんうち)となるだけの力と人気とを綾之助は集めてしまった...
長谷川時雨 「竹本綾之助」
...真打(しんうち)として語った矢野津ノ子の「双蝶々廓日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)・八幡引窓の段」を...
火野葦平 「花と龍」
...正月の下席からお前は真打だ...
正岡容 「圓太郎馬車」
...この俺が真打だ...
正岡容 「圓太郎馬車」
...ぞろりとした浅黄縮緬の紋付を着た若い真打が両手を前に...
正岡容 「小説 圓朝」
...端席の真打なんぞ勤めて失敗(しくじ)りやがった...
正岡容 「小説 圓朝」
...二十五歳と真打席のない月はほとんどなかった...
正岡容 「小説 圓朝」
...鉄棒も三味線も引く美しさ古蝶真打も聴いてやつたとお茶を挽き同豚は未だ見ませんなどと雛妓云ひ同第一句は黒骨牡丹の扇かざした手古舞(てこまい)姿...
正岡容 「大正東京錦絵」
...柳枝さんが真打をつとめていましたが...
正岡容 「初看板」
...真打(とり)をとらせてくれるという話がふって湧きました...
正岡容 「初看板」
...赤坂一つ木の真打席へまっすぐ駆けつけていくらしい...
正岡容 「寄席」
...どうぞお静かに」いっぺんに大真打にでもなったかのよう...
正岡容 「寄席」
...ほんまに俺、情ないことやけれどな、紅梅派の親爺(おやっ)さんには、こののちもっともっとお世辞(べんちゃら)言わんならん思うてるね」「…………」「そこらの幇間(たいこもち)かて敵わんぐらい、せいらい、お世辞つかわんならん思うてんね」「…………」「俺(わい)はまだ若い、真打でもない、そら多少の気概はあるやろけれど、たかが甲斐性のない二つ目や」「オイ……」「いままでのような酒ばかり飲んで太平楽はきめていられん...
正岡容 「寄席」
...大真打のところへ暑寒の挨拶になんぞ行かないとふんぞり返って威張っている不遇の落語家さんがある...
正岡容 「寄席」
...真打候補の若手として...
正岡容 「寄席」
...その後は大小の真打ぞろぞろ輩出...
山本笑月 「明治世相百話」
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