...あの人は演劇界の真打ちだ...
...彼は相撲の真打ちになるために日々努力している...
...父はこの商売の真打ちで、多くの人に信頼されている...
...今年の紅白歌合戦の真打ちは誰だろう?...
...真打の誰もが知っているあの芸能人が亡くなったとの報せに驚いた...
...初日といふと昔は真打の所へ...
談洲楼燕枝(二代) 「燕枝芸談」
...話は与作が真打(しんうち)で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...初(はつ)真打綾之助に贈られた高座の後幕(うしろまく)は...
長谷川時雨 「竹本綾之助」
...これは当地の真打ちに違ない...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「お前のような男は一人前の真打になってはじめて人間の馬鹿らしさまでが人からほめられる...
正岡容 「圓太郎馬車」
...真打はおろか、前座になる日がいつくるのだろう、俺...
正岡容 「小説 圓朝」
...いきなり二つ目から真打へ...
正岡容 「小説 圓朝」
...早く早く真打にならなきゃ……...
正岡容 「小説 圓朝」
...真打たりたい圓朝の希望は大きく逞しく拡がっていくばかりだった...
正岡容 「小説 圓朝」
...そのこいつの真打(しばい)を邪魔立てするのはお前...
正岡容 「小説 圓朝」
...いわんや圓朝の真打(とり)席においておや...
正岡容 「小説 圓朝」
...即ち書入れのお盆の真打を頼んできていたのだった...
正岡容 「小説 圓朝」
...彼の世話になった今の若い真打たちがせめてもの彼への報恩のためであったらしい...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...真打(とり)をとらせてくれるという話がふって湧きました...
正岡容 「初看板」
...大真打たちには空々しいほど空世辞を言い頭を大地へすりつけんまでにして...
正岡容 「寄席」
...「東京へ連れてって少うしの間辛抱してくれりゃ、真打だ...
正岡容 「寄席」
...未だこの真打はチヤチなもんさと大いに下足番に嗤はれた由である...
正岡容 「寄席風流」
...二十一で早くも真打...
山本笑月 「明治世相百話」
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