...あの人は演劇界の真打ちだ...
...彼は相撲の真打ちになるために日々努力している...
...父はこの商売の真打ちで、多くの人に信頼されている...
...今年の紅白歌合戦の真打ちは誰だろう?...
...真打の誰もが知っているあの芸能人が亡くなったとの報せに驚いた...
...私は三年経つたら真打になるつもりだと言つたら...
談洲楼燕枝(二代) 「燕枝芸談」
...「真打(しんう)ちが出てしまったあとに...
中里介山 「大菩薩峠」
...話は与作が真打(しんうち)で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...青テルの人魂(ひとだま)が燃えゆれる――「かあいやそなたは迷うたナァ」と真打(しんう)ちの一蝶親方が舞台がかりでいうと...
長谷川時雨 「牢屋の原」
...初(はつ)真打綾之助に贈られた高座の後幕(うしろまく)は...
長谷川時雨 「竹本綾之助」
...「お前のような男は一人前の真打になってはじめて人間の馬鹿らしさまでが人からほめられる...
正岡容 「圓太郎馬車」
...この俺が真打だ...
正岡容 「圓太郎馬車」
...早くお前早く真打になんなったって...
正岡容 「小説 圓朝」
...師匠の真打席(とりせき)と文楽師匠の真打席とてれこにつかって貰うようになっていたのだったが...
正岡容 「小説 圓朝」
...立派な真打になれますよう……」組み合わせている手と手を...
正岡容 「小説 圓朝」
...真打たりたい圓朝の希望は大きく逞しく拡がっていくばかりだった...
正岡容 「小説 圓朝」
...まだ脂(やに)っこいこの自分に真打(とり)をとらせてくれる以上は...
正岡容 「小説 圓朝」
...でない限りいませっかく天からこの自分の前に与えられた「真打」という華やかな門は...
正岡容 「小説 圓朝」
...柳枝さんが真打をつとめていましたが...
正岡容 「初看板」
...こんな真打のいることも...
正岡容 「寄席」
...さて鶴左衛門という真打どころの男だったが...
正岡容 「寄席」
...ほんまに俺、情ないことやけれどな、紅梅派の親爺(おやっ)さんには、こののちもっともっとお世辞(べんちゃら)言わんならん思うてるね」「…………」「そこらの幇間(たいこもち)かて敵わんぐらい、せいらい、お世辞つかわんならん思うてんね」「…………」「俺(わい)はまだ若い、真打でもない、そら多少の気概はあるやろけれど、たかが甲斐性のない二つ目や」「オイ……」「いままでのような酒ばかり飲んで太平楽はきめていられん...
正岡容 「寄席」
...真打になれお前、この四月に...
正岡容 「寄席」
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