...あの人は演劇界の真打ちだ...
...彼は相撲の真打ちになるために日々努力している...
...父はこの商売の真打ちで、多くの人に信頼されている...
...今年の紅白歌合戦の真打ちは誰だろう?...
...真打の誰もが知っているあの芸能人が亡くなったとの報せに驚いた...
...真打(しんう)ちの出番は最後に極(きま)っているじゃないか...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...真打で通る為には端席を取ると金を出さなければならない...
談洲楼燕枝(二代) 「燕枝芸談」
...初日といふと昔は真打の所へ...
談洲楼燕枝(二代) 「燕枝芸談」
...青テルの人魂(ひとだま)が燃えゆれる――「かあいやそなたは迷うたナァ」と真打(しんう)ちの一蝶親方が舞台がかりでいうと...
長谷川時雨 「牢屋の原」
...もはや真打(しんうち)となるだけの力と人気とを綾之助は集めてしまった...
長谷川時雨 「竹本綾之助」
...これは当地の真打ちに違ない...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...真打が女房もなしでくすぶっていちゃウダツがあがらないよ...
正岡容 「圓太郎馬車」
...真打にしよう小圓太を」「エ...
正岡容 「小説 圓朝」
...きっと成るよ大真打にお前さんは...
正岡容 「小説 圓朝」
...何とぞ一日も早く真打(とり)たらしめ給え...
正岡容 「小説 圓朝」
...かなりの真打でも十五か二十の噺しかしらないものの多かったそのころ...
正岡容 「小説 圓朝」
...第四話 拾遺 芸憂芸喜一その真打に...
正岡容 「小説 圓朝」
...ほんまに俺、情ないことやけれどな、紅梅派の親爺(おやっ)さんには、こののちもっともっとお世辞(べんちゃら)言わんならん思うてるね」「…………」「そこらの幇間(たいこもち)かて敵わんぐらい、せいらい、お世辞つかわんならん思うてんね」「…………」「俺(わい)はまだ若い、真打でもない、そら多少の気概はあるやろけれど、たかが甲斐性のない二つ目や」「オイ……」「いままでのような酒ばかり飲んで太平楽はきめていられん...
正岡容 「寄席」
...大真打になってからは再び盃にも親しんだが...
正岡容 「寄席」
...昔の真打にはかうした話術そのもの以外の大きな/\苦心があつたのだ...
正岡容 「寄席風流」
...未だこの真打はチヤチなもんさと大いに下足番に嗤はれた由である...
正岡容 「寄席風流」
...ここで看板を上げれば一流の真打という相場がきまる...
山本笑月 「明治世相百話」
...俺はいつでも真打(しんうち)だよ...
夢野久作 「二重心臓」
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