...ところが君は彼を隣人と看做す...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...君が隣人と看做すということは...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...もし我々がその原因のうちに存しなかつた或るものが觀念のうちに見出されると看做すならば...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...もし我々がその原因のうちに存しなかった或るものが観念のうちに見出されると看做すならば...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...芸術を何等かの意味で娯楽機関だと看做す考えを排斥し...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...將來を未だ有らずとの故をもつて非存在と看做すは多分多くの異議を呼ばぬであらうが...
波多野精一 「時と永遠」
...死を生の一形態と看做す點においては兩者は全く一致する...
波多野精一 「時と永遠」
...死を主として客觀的世界の出來事と看做す原始人以來の客觀主義は...
波多野精一 「時と永遠」
...それを主體の完成されたる純粹なる表現として從つて他者性を自己性に對してはあるとも無きに等しきものと看做す態度を取つたのと異なつて...
波多野精一 「時と永遠」
...さてこの思想が文化的生の立場を終極的のものと看做すより發生したものであることは甚だ明かに看取される...
波多野精一 「時と永遠」
...好ましからぬ徴候とは看做すことは出来ない...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...特にすぐれた意味における認識の作用と看做すことによるのである...
三木清 「認識論」
...又霧渓直卿の履歴は霧渓の自撰と看做すことを得べきである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...しかし京水は京都に於て一たび絶えた文孝堂の後を襲(つ)いだものと看做すも亦可であらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わが逍遙子が言を自比量と看做(みな)さずして共比量と看做すはこゝを以ての故なり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...鴎外即ちハルトマンと看做すべきならむといへるなり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...余は喜んで彼を兄弟と看做すであろう...
和辻哲郎 「鎖国」
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