...這入つて時々瞑想に眈つたことがある農科大學附屬博物館の...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...虎視眈々(こしたんたん)と一時静止した牛が...
谷譲次 「踊る地平線」
...領土擴張慾に燃えつゝ虎視眈々(こしたん/\)と四隣の形勢を窺(うかゞ)っている彼の前に...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...出奔(しゅっぽん)した前太子は晋の力を借りて衛の西部に潜入(せんにゅう)し虎視眈々(こしたんたん)と衛侯の位を窺う...
中島敦 「弟子」
...先刻から虎視眈々(こしたん/\)として...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...後ろからは虎視眈々(こしたん/\)たるガラツ八の眼...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その後ろから虎視眈々(こしたん/\)として八五郎...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あの舞踏の時のことやに思ひ眈つて...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...おのおの虎視眈々(たんたん)たるものや...
吉川英治 「三国志」
...この蜀に虎視眈々(こしたんたん)です...
吉川英治 「三国志」
...あなたのような呉でも随一といわれる将軍が虎視眈々(こしたんたん)と控えておるからです...
吉川英治 「三国志」
...一鼓して成都も陥(おと)すことができるのではないか」と虎視眈々(たんたん)...
吉川英治 「三国志」
...おのおの虎視眈々(こしたんたん)と...
吉川英治 「私本太平記」
...一族みな虎視眈々(こしたんたん)で...
吉川英治 「私本太平記」
...互いに虎視眈々(こしたんたん)と境をせめぎあっていたのでもある...
吉川英治 「私本太平記」
...孤君信長を繞(めぐ)って虎視眈々(こしたんたん)な一族がたくさんいた...
吉川英治 「新書太閤記」
...長いあいだ彼の虎視眈々(こしたんたん)のものであった...
吉川英治 「新書太閤記」
...虎視眈々(たんたん)と...
吉川英治 「平の将門」
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