...眈溺するんぢやから...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...いまも虎視眈々(こしたんたん)として...
海野十三 「海底大陸」
...そのつもりで両方が虎視眈々(こしたんたん)...
太宰治 「チャンス」
...虎視眈々(こしたんたん)と一時静止した牛が...
谷譲次 「踊る地平線」
...領土擴張慾に燃えつゝ虎視眈々(こしたん/\)と四隣の形勢を窺(うかゞ)っている彼の前に...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...虎視眈々たる物影も...
中里介山 「大菩薩峠」
...先刻(さっき)から虎視眈々(こしたんたん)として...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...先刻から虎視眈々(こしたん/\)として...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...後ろからは虎視眈々(こしたんたん)たるガラッ八の眼...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――後ろからは八五郎の眼が虎視眈々(こしたんたん)としております...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...痘痕(あばた)でも眈目(めつかち)でもなく...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...虎視眈々(こしたんたん)と機会を狙い...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...虎視眈眈としてるんだ...
横光利一 「旅愁」
...一族みな虎視眈々(こしたんたん)で...
吉川英治 「私本太平記」
...孤君信長を繞(めぐ)って虎視眈々(こしたんたん)な一族がたくさんいた...
吉川英治 「新書太閤記」
...長いあいだ彼の虎視眈々(こしたんたん)のものであった...
吉川英治 「新書太閤記」
...たえず虎視眈々(こしたんたん)と...
吉川英治 「新・水滸伝」
...両雄の虎視まさに眈々...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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