...まづ地域的に近接し且つ比較的共通せる文化内容をもつ東亞諸民族相携えて民族平等なる平和世界を建設せんと努力したるもの...
石原莞爾 「新日本の進路」
...相携えて行(ゆ)きて...
泉鏡花 「一景話題」
...高橋その他十数名の有志は相携えて大隈を訪問し...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...恋人と相携えて京都嵯峨(さが)に遊んだ...
田山花袋 「蒲団」
...相携えて江戸に走り...
徳田秋声 「縮図」
...相携えてこの店に立寄られたのだと云う...
永井荷風 「百花園」
...お伴を致しやしょう」二人は相携えて城内から一蓮寺をさして出かけました...
中里介山 「大菩薩峠」
...相携えて松本の城下へ乗込んだ時...
中里介山 「大菩薩峠」
...今度は藤堂と相携えて御陵隊へ馳(は)せ加わってしまった...
中里介山 「大菩薩峠」
...二個の人間が相携えて行くもののようです...
中里介山 「大菩薩峠」
...薩長の注意人物が相携えて...
中里介山 「大菩薩峠」
...相携えて銀座裏を飲み歩き...
久生十蘭 「魔都」
...何か彼等の頭に一勢に呼応する光に射られたかのやうに相携えて...
牧野信一 「円卓子での話」
...一家相携えて高処に登り菊花酒を酌み...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...旧知古川緑波君がたしか山野一郎君と相携えて宝塚のステージへ一躍映画記者から転身出演し...
正岡容 「わが寄席青春録」
...若い燕と相携えて...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...男女みな相携えて暗い所を歩いているのであった...
柳田国男 「故郷七十年」
...勝家夫妻と、一門数輩は、相携えて、本丸の奥へ移った...
吉川英治 「新書太閤記」
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