...まるで相手にならないのです...
芥川龍之介 「開化の良人」
...人間があたりまえに向かったのではとても相手にならないが...
海野十三 「火星兵団」
...彼は相手にならないで...
海野十三 「火薬船」
...そんなうそつきの王さまには相手にならないで...
鈴木三重吉 「ぶくぶく長々火の目小僧」
...近頃は娘を連れて来ても一向相手にならない...
薄田泣菫 「茶話」
...房一が相手にならないので...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...「きっと」「…………」深くは相手にならないがよいと駒井が思いました...
中里介山 「大菩薩峠」
...相手にならないところが憎らしい...
夏目漱石 「三四郎」
...誰も相手にならないのだというような意味の事を話した...
森鴎外 「鶏」
...自分には分らないと云って相手にならない...
森鴎外 「鶏」
...玄一郎は決して相手にならない...
山本周五郎 「いさましい話」
...まるっきり相手にならないのである...
山本周五郎 「落ち梅記」
...茶屋はどちらも相手にならない...
山本周五郎 「屏風はたたまれた」
...用吉の相手にならないだツて...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...相手にならないで...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...「ウム」それには相手にならないで...
吉川英治 「神州天馬侠」
...犬は一向にその相手にならないようであった...
リットン Edward George Earle Bulwer-Lytton 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...微風に戯れながら相手にならない...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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