...相当に優しい花を見せてくれた...
會津八一 「菊の根分をしながら」
...八人の女の子はいつかは相当に婚嫁(こんか)させねばならぬ...
伊藤左千夫 「去年」
...軒並(のきなみ)の町家の中で目立った相当に大きな門構えの二階建で...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...これは相当に耳が痛い...
寺田寅彦 「徒然草の鑑賞」
...家も相当に立派で...
豊島与志雄 「不肖の兄」
...従って宿屋等も相当に賑わっている...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...相当に足を留めなければならないところを...
中里介山 「大菩薩峠」
...定刻というのが、必ずしもきまった時刻という意味ではなく、まず退屈の者が二人ばかり炉辺へたかって、火を焚きながら、無雑作(むぞうさ)に話のきっかけを作ると、それが緒(いとぐち)となり、炉の火が燃えさかると同時に、話がはずみ、話がはずむにつれて人が集まり、おのずから全員出揃いとなって、そうして、相当に節度あり、進退のある閑談の蓆(むしろ)が開かれるのですから、人の集まる時がすなわち定刻で、それは晴雨によって、人々の仕事都合によって、おのずから変化します...
中里介山 「大菩薩峠」
...相当に心地よげに無抵抗に...
中里介山 「大菩薩峠」
...相当に冴えてくるのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...相当に合点(がてん)している...
中里介山 「大菩薩峠」
...相当にこの道で苦労した肌合いが...
中里介山 「大菩薩峠」
...米国詩人の無遠慮な詩我輩の友人にアーヴィンという文士として相当に名を轟(とどろ)かした米人がある...
新渡戸稲造 「真の愛国心」
...相当に六つかしいものであった...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...五年前までは相当に鳴らした映画女優だったが...
久生十蘭 「魔都」
...何んな文章を書いても皆相当に面白いよ...
牧野信一 「エハガキの激賞文」
...近年になって事に触れて私の見たところではあの御息所は相当にりっぱな人らしい...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...相当に同情すべき根拠があるのではなかろうか...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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