...そのために私は相当な金を使った...
海野十三 「時計屋敷の秘密」
...掠奪は相当なものだった...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...相当なものがあれば...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...相当な学識もあり...
寺田寅彦 「アインシュタインの教育観」
...小学時代にかかりつけの家庭医は岡村先生という当時でももう相当な老人であった...
寺田寅彦 「追憶の医師達」
...相当なものある?」「僕は知らんけど……...
徳田秋声 「仮装人物」
...其の他の諸氏によって相当な業績がなされている...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...この思想統制内容の積極性は相当なものであったので...
戸坂潤 「思想動員論」
...相当な調度(ちょうど)の類から洋服箪笥まで備え...
豊島与志雄 「反抗」
...なかなか佳い字だと云っておられるのだから相当なものなのであろう...
中谷宇吉郎 「字の書き方」
...身分相当な貧しい旅館に落ちついた...
林芙美子 「浮雲」
...私は彼が相当なところまで行くのではないかと思ってるんです...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...相当な降雨がありました...
久生十蘭 「一の倉沢」
...「確かにそれは相当な事である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...当時としては相当な自由主義者だったとみえる...
山本周五郎 「桑の木物語」
...この場合……第一区長は見たところ相当な好人物に見えるじゃないですか...
夢野久作 「巡査辞職」
...本陣とは相当な距離をおいて潜伏しているので...
吉川英治 「宮本武蔵」
...相当な年齢(とし)のなかなか元気ものらしく...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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