...毎年相当な人数が遭難する...
石川欣一 「可愛い山」
...女にかけては相当なもので...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「和製椿姫」
...相当な暮しの家に育った子供が...
太宰治 「惜別」
...」相当な流行妓なのに...
豊島与志雄 「操守」
...相当な調度(ちょうど)の類から洋服箪笥まで備え...
豊島与志雄 「反抗」
...身分相当な気の置けないところがあるんでございますけれど...
中里介山 「大菩薩峠」
...こちらにも相当な寺の棟らしいのが見える...
中里介山 「大菩薩峠」
...これは子爵が相当な法律家だということを表わしています...
浜尾四郎 「彼は誰を殺したか」
...夜の部、相当な満員...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...相当な注意をもって比較した結果...
宮本百合子 「「小売商人の不正事実」について」
...相当なものなんですね...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...少将を相当な風采(ふうさい)をした男と認めた以前の自身すらも...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...夕食後相当な間隔((c)例えばたっぷり三時間くらい)(b)をおかなければ床につくことも...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...一と皮剥(む)けばあれで相当なばくれんだよ」例の如きもので...
山本周五郎 「季節のない街」
...何度も何度も魘(うな)されながら松子にユリ起されたと言うから相当なものであろう...
夢野久作 「少女地獄」
...吉岡も先代の拳法という人間は相当なものだった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...俺にゃ相当な条件で」「そいつは...
吉川英治 「無宿人国記」
...相当な発見があった...
和辻哲郎 「鎖国」
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