...直接的には何の関係もないということですよ...
カレル・チャペック Karel Capek 大久保ゆう訳 「RUR――ロッサム世界ロボット製作所」
...何等かの社会的主体の直接な利害と結び付いて直接的に現われるというようなものでない...
戸坂潤 「技術の哲学」
...そして夫が概念から云えば却ってそれだけ直接的に止まり抽象化されているのである...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...実は直接的にはどこにも与えられていない...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...直接的にまつしぐらに自己を主張したればこそ...
波多野精一 「時と永遠」
...直接的にしかも殘る隈なく餘す蔭もなく...
波多野精一 「時と永遠」
...從つていかなる存在も直接的に一義的に永遠者の象徴ではあり得ない...
波多野精一 「時と永遠」
...いずれの場合も直接的に(テレパシーのように)その人の感情や意見を知覚するのではなく...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...なぜこんなに執拗(しつこ)く促しているのだろう――職業がその子の智能を直接的に規定しているという理由からだけなのだ...
本庄陸男 「白い壁」
...本能が直接的にしてゐた仕事を間接的に...
三木清 「認識論」
...絶対的に命令するところの窮迫に――必然性の実践的表現に――よって直接的に...
三木清 「マルクス主義と唯物論」
...絶對的に命令するところの窮迫に――必然性の實踐的表現に――よつて直接的に...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...それは直接的に眞であり...
三木清 「歴史哲學」
...我々が何等かのものを歴史的なものとして受取るといふことは、直接的に、自然的に行はれるのであつて、かかる理解は歴史家には「解釋」とは考へられず、寧ろ單なる「事實」と見做されるであらう...
三木清 「歴史哲學」
...特にこの「冒した者」では「現代」そのものが直接的に主題になり主人になっている作品である...
三好十郎 「「冒した者」について」
...直接的にはその作者個人が...
三好十郎 「恐怖の季節」
...終局的にかつ直接的に...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...全租税は直接的にかつ終局的に居住者によって支払われると推定し得よう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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