...又元の座に直りぬ...
石井研堂 「元日の釣」
...孰方(どっち)から仲直りしたのんかちゃんとはっきりいうて見なさい...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...アルカージナ (やさしく)あの人とも仲直りしてね...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...首の坐へ直り候えば忽ち刀がちんぢんに折れるもの...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...「御免遊ばせ」と起き直りつつ見送りて...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...仲直りも何もありやしないが...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...彼女の身振には「仲直り……」という意味が見えていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼は彼女の方へ向き直り...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...その中(うち)『英対暖語(えいたいだんご)』第三巻に男は屏風(びょうぶ)引廻(ひきまわ)したる夜具の上に起直り楊枝箱(ようじばこ)片手に草(くさ)楊枝を使へば...
永井荷風 「江戸芸術論」
...転げてはまた起き直り...
中里介山 「大菩薩峠」
...お角の方へ向き直り...
中里介山 「大菩薩峠」
...よっぽど仲直りをしようかと思って...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...彼とすっかり仲直りをして...
プーシキン Alexander S Pushkin 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...元日のアダヨの仲直り手打をするから云々で...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...仲直りしましょう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...……次兄良二郎が長兄の跡に直り...
山本周五郎 「日本婦道記」
...「すぐには直りかねまする」「いつまで」「夕刻ごろまでは」「もっと早くいたせ...
吉川英治 「新書太閤記」
...両家の仲直りがいわれていても...
吉川英治 「新書太閤記」
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