...すぐ直ります――ちよつとの間...
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」
...蔵原はぐっと警部の方へむき直り...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...『勾配は九段坂よりも緩やかなり、路程は僅々十數町、先づざつと、九段坂を五倍したるものと見れば可ならむ』と云ひしに、半信半疑の樣子にて、『ともかくも山の麓までおつきあひ申さむ』と云ふ、はゝあ、解(よ)めたり/\、檜葉菩薩の賢明、三馬鹿の陰謀をそれと見拔き、釣られたる風をして、そつと三馬鹿を出し拔き、麓にて待ち合はす相手にとて、六一菩薩を招きたるよな、その手は喰はぬと、裸男開き直り、『六一菩薩は御老體也...
大町桂月 「夜の高尾山」
...「私はあなたと仲直りをしようと思ったんですよ...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...いやっけな病気だね」「乳癌は一番直り易いというじゃないか...
外村繁 「日を愛しむ」
...――次第によつちや乘出さないものでもない」平次は起直りました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...さてと向き直ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...門は立派に敷石のこはれも直りて...
一葉 「暗夜」
...急にコン吉の方に向き直り...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...仲直り宴の経費で...
火野葦平 「花と龍」
...テンプルに向き直り...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...サトーリスに向き直り...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...「仲裁」――「和議」――「仲直り」――「乾盃」……そんなことでも繰り返さずして...
牧野信一 「R漁場と都の酒場で」
...「塩子の山の直り祝いだって弁天様のお祭りがあるってから...
宮嶋資夫 「恨なき殺人」
...それに貴殿が居直りもせずに挨拶せられるのは...
森鴎外 「栗山大膳」
...私は本を置いて起き直り...
山本周五郎 「青べか物語」
...済みませんが酒にして下さいませんか」「――仲直りができましてね」英之助も微笑しながら云った...
山本周五郎 「はたし状」
...上下の甲板(かふばん)に張られし帆木綿(ほもめん)の幕取り去られ候(さふら)へば少しくむし暑さも直り...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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