...幾度考へ直して見ても...
伊藤野枝 「惑ひ」
...たんびにいく枚も/\かき直しました...
鈴木三重吉 「黄金鳥」
...右田岳のよさを見直した...
種田山頭火 「行乞記」
...すぐ帰るのでしょうから」伯母は起(た)ちて浪子の帯を直し襟(えり)をそろえつつ「連れておいでなさいね...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...市木さんは当初、死亡通知など一切出さないと言っていたが、其後思い直して、学校へは通知し、なお数名の親戚知友へ通知状を出したと、弁解するように打ち明けた...
豊島与志雄 「絶縁体」
...白粉(おしろい)の上塗(うわぬり)をしたり髪の形を直したり...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...しかし何返考え直しても...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...「言ったところで何うもなるものではない、来年の念願だが、若し天下第一の名香『東大寺』を聞くことが出来たら、私の邪念が霽(は)れるかも知れない」「え、え?」「東大寺と言うのは、下々では手に入れる由も無い、蘭奢待の名香だ、――若しそれを手に入れて、思いおく事なく焚くことが出来たら、鼻観邪道に踏み入った私も、迷いの雲を払い落して、元の丈太郎に還ることもあろう」思い入った丈太郎の言葉を、暫らく黙って聴いて来たお園、この時男の身体を離れて、膝を直しました...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...お楽(らく)といやしないか」「えッ?」女はもう一度心を取直して...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この男を見直して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「世直し」のボケも頗る受ける...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...仰云る通り気をせかずにすっかり直してからゆきます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...又こうも気をとり直します...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...寒笑はひどくしたり顔に坐り直した...
山本周五郎 「新潮記」
...火のぐあいを直した...
山本周五郎 「橋の下」
...七十郎は坐り直して...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...帽子を冠り直した...
夢野久作 「殺人迷路」
...新蔵は坐り直した...
吉川英治 「宮本武蔵」
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