...直ぐムニヤ/\と口を動かして...
石川啄木 「札幌」
...その足にて直ぐと赤城家の裏手に行(ゆ)き...
泉鏡花 「活人形」
...そしてまた直ぐ氣を取り直したかして...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...君は歡迎會のあとで直ぐ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...竜次郎の腹痛は直ぐ治ったが...
江見水蔭 「死剣と生縄」
...直ぐ下に背の長さ位の尾羽根がやはり黒一色ですっとさがり...
高村光太郎 「木彫ウソを作った時」
...尋ねてみれば直ぐにわかることだが...
中里介山 「大菩薩峠」
...直ぐその直前で自分が槍を振っていたのだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...それは国にいる時分の体面を保つ事は覚束(おぼつか)ないが(国にいれば高等官一等から五つ下へ勘定(かんじょう)すれば直ぐ僕の番へ巡(ま)わってくるのだからね...
夏目漱石 「倫敦消息」
...世間では直ぐそう言いました...
野村胡堂 「悪魔の顔」
...同じ女と二度結婚しようとするのですか」寿美子は卓二の前に真っ直ぐに立つと...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...楔を拔けば直ぐ落ちるやうにして置いたのさ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...真っ直ぐに谷中の森へあんよしな」八五郎は好い心持そうでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...座敷の前は直ぐ海で...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...自分のお菜(かず)にするくらゐの魚は直ぐ近所の岩で釣れるし...
正宗白鳥 「避病院」
...そして踊つてしまつて、真つ直ぐに、誇りの姿をして立つて、両臂をはればれしく頭の上に挙げて、指を組み合はせてゐて、優しい乳房の上に、羅ものが静かに緊張してゐると、名状すべからざる、崇高な美が輝いて、それを見る人は神聖なる震慄(しんりつ)に襲はれるのである...
アルベエル・サマン Albert Samain 森林太郎訳 「クサンチス」
...直ぐ家の中へは入らずに一度...
横光利一 「悲しみの代價」
...直ぐ返辭をするから...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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