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伊良子清白 「孔雀船」
...目路(めじ)のかぎり島もなく...
江戸川乱歩 「影男」
...苅小田(かりをだ)の目路(めぢ)や...
薄田淳介 「白羊宮」
...黄な蝶のつういと飛べば目路(めじ)も黄に十月七日 句謡会...
高浜虚子 「五百五十句」
...築地二丁目路地裏の家漸く空きたる由...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...目路(めじ)のはての...
長谷川時雨 「平塚明子(らいてう)」
...しかし道路は目路(めぢ)の限り右も左もしんとして物の影もなかつた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...目路(めじ)のたかさに舂(うすづ)いた陽は...
本庄陸男 「石狩川」
...目路(めじ)をさまたげる立木も伐り倒した...
本庄陸男 「石狩川」
...目路(めじ)をさえぎる灰色の雪が雲海のように蔽(おお)いかぶさり...
本庄陸男 「石狩川」
...よしや目路のかぎりが再びいつかの大地震のときのよう大焼野原になってしまったとて唯ひとつ私には...
正岡容 「小説 圓朝」
...目路の限りの暗がりのなかに...
正岡容 「寄席」
...目路の果てをその小さな汽車の尾が曲って消えていってしまったとき...
正岡容 「寄席」
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正岡子規 「曙覧の歌」
...かの天(あめ)に住む八百星(やほぼし)はかたみに目路(めぢ)をなげかはせ...
山川登美子・増田雅子・與謝野晶子 「恋衣」
...目路(めじ)の涯(はて)はぼやけて...
三島霜川 「平民の娘」
...ひろびろしたる明日(あす)の日の目路(めぢ)に入(い)るをば防ぎたり...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...かの天(あめ)に住む八百星(やほぼし)はかたみに目路(めぢ)をなげかはせ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
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