...彼は試験に目茶苦茶にされた...
...昨日のパーティーは目茶苦茶楽しかった...
...彼女の話はいつも目茶苦茶だ...
...彼は失恋して目茶苦茶に酔っ払った...
...最近、天気が目茶苦茶不安定だ...
...句読の切り方などは目茶だった...
内田魯庵 「温情の裕かな夏目さん」
...そのうえ目茶苦茶ににじんでいた...
太宰治 「彼は昔の彼ならず」
...」「ああ、目茶苦茶なんだ...
太宰治 「乞食学生」
...何もかも目茶苦茶だ...
太宰治 「新釈諸国噺」
...日本のようにまるで社会政策が無視されているのは抑々目茶であるが...
戸坂潤 「近衛内閣の常識性」
...ではどうやって目茶な印象と真実な印象とを客観的に区別出来るかというと...
戸坂潤 「哲学の現代的意義」
...体系は時によって目茶なものも不可能ではないから...
戸坂潤 「ひと吾を公式主義者と呼ぶ」
...現今の社会を目茶々々(めちゃめちゃ)に破壊(はかい)しようというごとき簡単な案では...
新渡戸稲造 「自警録」
...女の前髮は掴んで引(ひきむし)られたやうで目茶滅茶に崩れて居りますが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...今日の酉の市目茶/\に此處も彼處も怪しき事成りき...
樋口一葉 「たけくらべ」
...今までの事の目茶になりて...
樋口一葉 「花ごもり」
...天目茶碗と高坏(たかつき)を据え...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...彼女のことばかしが気に懸つてもう芝居の筋なんて目茶苦茶になつた...
牧野信一 「再婚」
...手足を目茶苦茶に振り動かす...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「墓地へゆく道」
...それにはたまりかねて狼の全群が目茶苦茶にかたまり合つて跳びだしてきたが...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...今日一日の目茶目茶な行動から...
蘭郁二郎 「自殺」
...カッと逆上した黒吉は、松葉杖を振りかぶると、渾身の力をこめて、目茶目茶に、葉子を撲りつけた...
蘭郁二郎 「夢鬼」
...目茶苦茶にころがっていて...
蘭郁二郎 「歪んだ夢」
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